結局いつになっても変わらない!? 「今はまだ……付き合えない」と言う男性の心理

合コンや婚活イベントで知り合った相手と、何度かデートをした。もしかしたら、このまま付き合えるかも……! と、期待に胸を膨らませていたところ、「今はまだ、いろいろな人を探しているから、付き合うのはもう少し考えたい」と言われてしまった……というケースって、実は結構あることだったりします。

この時点で、体の関係がある場合と、まだの場合があると思いますが……どのような場合でも、私からできるアドバイスはただ一つ。

「お相手にはバレないように、次を探しましょ~」ということです。
そういう相手を信じてもムダな場合がほとんどなので。

「今はまだ……付き合うことができない」という人は、多分、三カ月後も半年後も「もう少し考えたい」と言うことがほとんど。結婚も同じですね。
「今はまだ…結婚することができない」というのは、あなたと結婚したくないという言い訳だったりします。

例外として、お相手がシングルマザー(ファザー)で、子供の年齢を考えると結婚はまだ……という場合であれば、待つこともOKとします。こちらは、2人の気持ち以外の問題がありますからね。

しかし、交際自体を「もう少し考えたい」というのは「あなたと付き合うほどのメリットを感じない」ということだったり、他に本命がいるということだったりするんですよね。
交際するかしないかなんて、本来であれば、自分たち2人の気持ちだけで決められることですから。それなのに煮え切らない態度しかとれないということは、彼に対するあなたへの思いというのはその程度ということです。

セリフの裏に隠された本音をチェックして!


似たようなセリフに
「過去に騙されたことがあって、女性不信だ」
「付き合うということ自体に、意味を感じない」
「僕たちの関係は、もっとふんわりとしたものがいいと思う」なんてものがあります。

言葉通りに取ると「彼ってかわいそうな人……」と同情しそうにもなりますが、翻訳すると「付き合わないけど、体の関係だけは持ちたい」「付き合わないけど、俺のことを好きでいて」「都合のいい関係でいたい」ということになります。

あなたにも、他に本命がいて、「付き合うなんて、こっちこそお断り」という状況なのであれば、彼との関係を継続させて構いません。このようなタイプは、たまに会う人に対しては性格がいいので、それなりに楽しい時間が過ごせるでしょう。

ですが、一対一のお付き合いを求めている場合、つらい結果になることが目に見えています。
言葉だけではなく、相手の行動はどうなのか? をよく見極めることが、恋愛で失敗しない近道。

彼に本命がいるにしろ、そうでないにしろ、相手を一人に決められないのは、彼自身の心の問題です。誰かと真剣に向き合うとなると、なぜか怖くなってしまうんですね。でもそれは、彼が自分の中で解決しなければいけない問題であって、あなたの問題ではないんですよ。
相手の適当なセリフに踊らされないように、しっかり本質を見極めてくださいね。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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