男子が元カノを忘れられない4つの理由

生きていくうえで「開ける必要のない感情の蓋」があると思います。
今回は「元カノのことが忘れられない」という、少々美しい現象の裏側にある感情の蓋を開けてみたいと思います。
元カノのことを忘れることができない男子は、以下のようなエグい感情を抱いているようです。
さっそくご紹介しましょう!

目次

1:元カノが今頃だれかとエッチしてると思うと超嫉妬するから


「元カノが今頃だれかとエッチしてると思うと超嫉妬するから、忘れることができないんです。おれは毎日、ひとりで暮らしているのに!」(25歳・飲食)
エグっ! 以下も似たようなご意見です。

2:今、エッチをする相手がいないから


「ぼくに今彼女がいれば、元カノのことをさほど思い出さないと思います。でもエッチする相手がいないから、元カノをよく思い出すんです」(27歳・IT)
思い出した彼は、その思い出でなにをしているのか? 女子のみなさんはよくご存知だろうと思います。元カレのおかずにされちゃっている、というエグい話です。

3:エッチの相性がよかったから


「元カノとはエッチの相性がよかったんです。だから忘れることができません。性格的なことより、エッチの相性です」(25歳・建築)
体は覚えている……ということで、これは女子にも身に覚えのあるかたがいるでしょう。

4:なんでも言うことを聞いてくれたから


「元カノは、僕がリクエストすること、なんでも聞いてくれました。食事をしていてもベッドの上でも、もうなんでも」(24歳・フリーター)
あまりピンク記事にならないように「なんでも」と表記しましたが、ホントに「なんでも」言うことを聞いてくれていたそうです。そういう女子とはなかなか出会えないので、そりゃあ忘れることができないですよね……。

女性が元彼に抱く感情に比べて、どれほどしょぼいんだ! と思ってしまった方も多いかもしれませんね。エッチな例示がいくつも出てきましたが、要するに人類が持つ淋しさというものが、下半身を通して湧き出てくるのが「元カノを忘れることができない男たち」ということではないかと思います。
一般的に言えば、別れてもすぐに新しい彼氏ができる女子……あるいは遊んでもらえる男子をキープしてある女子……対して男は……ということではないかと思います。
男の持つ根深い孤独……『女のいない男たち』(村上春樹)には、そういう男たちが多数登場します。
元カレの気持ちを知るのに最適な1冊ですが、もう元カレの気持ちなんて知りたくもないのであれば、まあ……ということでしょうか。でも読んでおくと、男の淋しさの底なし的な深さに目からウロコかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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