男子もビビりまくり!? 「彼とのあれこれ」を女友達に話す時の心得3つ

「ガールズトーク」と言うと、イコール「恋バナ」を指すこともあるほど、女性間で恋愛の話は定番ですよね。しかし人によっては、自分とのプライベートをペラペラと友達に話されるのは嫌だ、という人もいるでしょう。ネット社会になった最近では、妻がSNSに家庭のことを書きまくるので、夫は内心とても嫌がっている……なんて話も時々耳にします。男女とも考えたい部分ではありますが、交際相手とのプライバシーはどこまで守られるべきなのか? 彼とのプライベートを女友達に話す派、話さない派、それぞれの意見を集めてみました。

目次

話す派、話さない派、それぞれの主張は?


赤裸々に話す派
・女の友情はプライバシーを話すことで成り立っているから!
・自分の悩みだし、相談するのは自由だと思う。
・こっちの友達が知ったところで、それでどうこうなるわけじゃないと思うから。
・話す相手は選んでいるので大丈夫です。

あまり話さない派
・友達に彼を悪く思われたくないから、マイナスなことは言わない。素敵な旦那さんだと思われていたい。
・自分のことも、彼の友達に話されたら嫌だから。どこから漏れるかわからないので気をつけています。
・ノロケられても内心は嫌だろうし、愚痴られても楽しくないだろうから、最低限のことしか話さない。
・友達のアドバイスを聞いて失敗した経験があるので、恋愛相談は占いや第三者の人にしています。

友達に、恋人との関係をうまく話すには?


どちらの意見も一理あり、という感じではありますね。ただ、もし本当に相手が嫌がっているのであれば、SNS上もしかり、あまり配慮なくプライベートな話をペラペラと喋ってしまうのは考えものです。そのうちに、恋人は自分の話をしてくれなくなってしまうかも。心が開けない間柄になってしまうのは、望ましくないですよね。でも、時には恋の相談をしたいこともあるし、友情も大切だし……ということで、恋人とのプライベートな話をする際には、以下3点を心がけるとよいと思います。

1)「自分の問題」に焦点を絞って話す
例えば、恋愛相談をするとき。ただ愚痴を発散したいだけならば別ですが、友達に対して「彼がこんなひどいことをするの!」「彼のこういうところ、どうにかしてほしい」と主張したところで、彼を変えることはできませんし、解決の糸口は見つかりにくいでしょう。それよりは、彼よりも「問題」に焦点を当て、それに対して自分はどんな対処ができるのか、自分からはどんな働きかけができるかを一緒に考えてもらったほうが得策。具体的には「彼はこう言っていて、でも私はこうしたいと思っていて」「私はこういうことが必要だと思っているんだけど、どうすればいいかな?」などと、あくまで“自分の問題”として話すことを心がけて。きっと有意義なアドバイスが得られるでしょう。

2)事前に「外で話して大丈夫なこと」「話されると嫌なこと」を明確にしておく
恋人やパートナー間で、「このことは友達にも話さないでほしい」という内容を、はっきりさせておくのもオススメです。自分にも、話されても構わないこと、話されたくないことがあるはず。事前に約束しておけば、お互い、平気で外で話すようなことはしづらいでしょう。

3)恋人にも「プライバシーの権利」があることを覚えておく
最後は「意識」の問題。恋人の関係でも、プライバシーの権利があると知っておくのも有効です。例えば、個人的な悩みや借金、病気、家族の話など、気安く他人に明かしたくないような話を、自分がバラしていい権利はないですよね。このことをしっかり心得ておくだけでも、つい友達に話してしまいそうになったときの有効なブレーキとなるでしょう。

「自分とのことはいくらでも話していいよ」「僕の話をしてくれるなんて、うれしい」という人も世の中にはいるでしょうから、そのあたりは相手によって考えればいいと思いますが、個人情報意識が高まっている時代。無自覚に恋人のプライベートを拡散していないか、多少なりとも意識しておきたいものですね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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