本気で勘弁! 初デート中の「放置プレイ」を回避する方法

放置プレイはお好きですか? 麻縄などの拘束具で縛られたまま、相手は自分をそっちのけてケータイを弄ったり、テレビを観たりいっこうに構ってもらえず、なのに自然とアソコが濡れてきて……ではなく! デート中の放置プレイのほうです。

目次

デート相手を放置して常連とおしゃべりする男ってどうよ!?


私事で恐縮ですが、筆者の実体験をご紹介します。友達の紹介で知り合った男性と、「次は二人きりで食事しよう」という流れになりました。これってデートですよね? 単なる友人として紹介されたわけではなく、オトコとオンナを意識したカタチで引き合わされたわけですから、デートということにさせてください。

さて、食事を済ませ、お互い飲み足りなかったので、彼が行きつけのバーへ。行きつけのバーだけあって、店内には彼の顔見知りがちらほら。そして彼は、常連客たちとの共通の話題に花を咲かせ、筆者を完全放置! 筆者とて、最低限のコミュニケーションスキルは持ち合わせておりますゆえ、別のお客さんと談笑してやり過ごしましたが、なんとも腑に落ちない思いをさせられました。

付き合いが長いならまだしも初デートなのに……


そういえば筆者が数年前に交際していた男性とのデート中にも、同じような出来事がございました。行き先はバーではなく小料理屋さんだったのですが、たまたま隣に座ったオッチャンとプロ野球の話題で盛り上がっていましたっけ。でもね、このときは腹が立たなかったんですよ。なぜなら、その時点ですでに二人は付き合っておりましたし、その小料理屋も二人の行きつけだったので。でもね、初デートで放置はないでしょ! 男友達に相談、というか愚痴をぶつけたところ、次のような回答が返ってきました。

男性側に悪気はない!?


筆者の男友達いわく、初デートで筆者を放置した男性は、おそらく筆者のコミュニケーションスキルを見抜き、「この女性ならほっといても、自分で楽しく振る舞えるだろう」と判断したのではないか、と。まぁ、確かにその見立ては当たっているんですけどね。

別の男友達は、「温泉デートのような感覚だったのだろう」との見解でした。確かに温泉って、男湯と女湯に分かれていますから、「それぞれ別行動で楽しみましょう!」ってニュアンスですよね。

「デートという意識がなかったのでは?」と、辛辣な意見を浴びせる男友達も。要するに、単なる「飲み」感覚だったからこそ、「俺の行きつけのバーに連れて行きましょう。あとはご自由にお楽しみください」ということだったのではないかと……。

今回の一件で得た教訓は、放置プレイを回避するには個室に限るなぁと。個室でなくとも、非アットホームなお店のほうが無難でしょう。いっそのこと、お店選びを男性任せにせず、女性側の行きつけのお店に案内するのもアリですよ。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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