男性から好かれる嫉妬と嫌われる嫉妬の違いとは

「彼の連絡が遅かったり、既読のまま返事がなかったりすると、まさか他の人と……? と、嫉妬してしまう自分がいます」

恋愛コンサルタントの立場から申し上げますと、嫉妬というのはする方、させる方の両方に問題があると思います。

嫉妬させる側の問題としては、嫉妬させる側が、相手の気持ちをわかっていないことが問題なんですよね。
ですから、嫉妬が原因でけんかになってしまいそうになったら、させた方は「自分の言動、行動に問題があったかもしれない」と、少しだけ振り返ってみるといいですよ。

面倒だからという理由で、相手との対話をやめてしまうのが一番良くないです。

多くの場合、嫉妬する方も本気で相手を攻撃しようと思っているわけではないので、相手の好きなところを改めて伝えてあげるなどをすれば、その日のうちに争いも終わることがほとんどです。

では、嫉妬してしまう側の問題はなんでしょう? それは、「見えないものを見て、あれこれ考えすぎている」という部分に問題があります。

「彼から連絡が来ない」という出来事をひとつとっても”仕事が忙しいのかもしれないし、寝ているだけ”ということだってありえます。ですから、すぐに「他の女といる」と、考えてしまうのは早すぎなのです。

よく「嫉妬はスパイスだ」なんていいますが、私が思うに「カワイイわがまま」であれば、確かに嫉妬は良いスパイスとなって2人の関係ををもっと良くしてくれます。
でも、それがただの嫉妬の場合。お互いの仲はぎくしゃくしてしまうでしょう。
では、カワイイわがままと嫉妬の違いはどこにあるのでしょうか。

目次

嫉妬とカワイイわがままの違い


どこまでが嫉妬で、どこからが「カワイイわがまま」なのかといいますと、「嫉妬した後、すぐに他の話題に切り替えることができるかという部分が大きなポイントになります。

例えば、もう済んだことなのに何日も同じ話題ばかりし続けるのは、本当の嫉妬です。
「カワイイわがまま」であれば、昔のことをほじくりだしたりはしません。

嫉妬は男性から嫌われますが、カワイイわがままであれば、2人の関係を深めますので、たまに取り入れてみるといいですよ。

カワイイわがままの取り入れ方


嫉妬の対象は、他の異性でなくても、相手の仕事や趣味でも構いません。
また、この方法を使う場合、お2人が付き合っているか、最低でも「タイミングを逃して付き合えない、友達以上恋人未満」くらいである必要があります。

気持ちを伝える時は
「どうして○○ばかりやるの(怒)」
「私より、どうせ彼女の方がいいと思っているんでしょ!!!」
という言い方ではなく
「あなたがいなくて寂しい」
「私より、彼女の方がいいと思われると寂しい……」
というふうに伝えた方が、お相手が思うように動いてくれます。

この方法を使って、お相手がもっと構ってくれるようになった場合、機嫌が良くなっているということなので時々使うのをおすすめします(笑)。
逆に、明らかに連絡が減ったなど、不機嫌になっているようなら、これ以上使わない方が賢明。

どんな方法であっても、2人の状況を見ながら使い分けることが大切。嫌な嫉妬ではなく、良いスパイスになるよう、工夫して使ってみてくださいね!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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