自宅に泊めたい派vs彼氏宅に泊まりたい派! あなたはどっち?

男性と一夜を共にする際、ホテル以外の選択肢は、自分の部屋か相手の部屋ということになりますよね。あなたは、自宅に泊めたい派ですか? それとも、相手宅に泊まりたい派ですか? 「お泊まり」に対する一般男女の意識をご紹介します。

目次

女性を自分のテリトリー内へ招くことに身構える男心


筆者のリサーチでは、自宅に泊めたい派男性がほとんどおりませんでした。その理由について掘り下げたところ、「自宅に泊めたのをきっかけに、通い妻の如くしょっちゅう訪ねてきて、挙句の果てにはしれっと居座られた過去の経験がトラウマになっている」「序盤は良いが、疎遠になった後、自宅を知られている状況は不都合」とのこと。

男性は、女性を自分のテリトリー内へ招くことに身構える傾向が強いようです。なかなか家に呼んでくれない男性からは、残念ながらまだ警戒されているのかもしれませんね。もちろん、例外もあります。ガチで部屋が散らかっているケースもあるでしょう(それはそれでいかがなものかと思いますが)。

嫁入り前の身として簡単に泊まらせたくない女心


これまた筆者のリサーチでは、自宅に泊めたい派女性はほとんどおりませんでした。これは、ごく当たり前の姿勢かもしれませんね。嫁入り前の女性としては、そう簡単に男性を家にあげたりしないものなのでしょう。嫁入り前云々は別にして、「おもてなしをしなくちゃと気を遣うので、男性宅に泊まるほうが気楽」という意見も寄せられました。

恋も仕事も順風満帆な女性はダンゼン自宅に泊める派!


男女共に、自宅よりも相手宅派が圧倒的に多いリサーチ結果となりました。お互いが、「あなたの家で」と思っていては、双方の距離は縮まりませんよね。逆から考えると、男性宅に行きたがるのではなく、「私の部屋に来て」というスタンスのほうが、間口が広がります。男性陣からは、「どのような暮らしぶりをしているか興味があるので、女性宅に行きたい」という声も挙がっておりますし。

また、筆者周辺の、恋愛上手かつ仕事も順風満帆なバリキャリ女性たちは、みな一様に、男性を自宅に泊まらせる派ばかり! バリキャリ女性には、都心にマンションを借りられる余裕があるでしょうから、デートが盛り上がり終電を逃したとしても、「私の部屋なら、タクシーでワンメーターよ」などの流れになりやすいのでしょう。

また、自宅のほうが、たとえばトイレ一つ使うにしたって、自分ペースで振る舞うことができます。要するに、相手に合わせるのではなく、相手を合わさせるということ。これが、男性に振り回されない、自分主導の恋愛に繋がっているのでしょう。

「おもてなしをしなくちゃって、気遣いするのでは?」との質問を投げかけたところ、「おもてなしも気遣いもしない(笑)」と、あっけらかんとした回答が返ってきました。アロマを焚かなくちゃとか、朝食にはパンケーキを焼かなくちゃとか、過度に頑張り過ぎないからこそ、彼女たちは恋愛上手なのです。

恋愛において、つい男性に合わせてしまう女性は、お泊まりスタンスを変えてみることで、恋愛スタンスにも変化を起こせるでしょう。その際は、アロマを焚く必要も、パンケーキを焼く必要もないですからね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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