ちょっとした小技で汚部屋問題を解決! 片づけストレスから解放される方法

「部屋が散らかりすぎて、彼氏を呼べない!」なんて悩みを抱くあなたは、片づけを始める前に、その発想から変えていくべきかもしれない。『精神科医が考えた忙しすぎる人のための「開き直り」の片づけ術』(奥田弘美/光文社)には、多くの日本人が抱く「片づけ」というものについての誤解を次々と指摘している。
片づけても片づけても片づかない、忙しくて片づけなんかもう諦めている……そんな残念な女子から脱却する発想の変え方や、忙しくてもできるストレスフリーの片づけ方法を、本書から学んでいこう。

彼氏を部屋に呼ぼう、と思うから片づかない! 本当の「自分の理想の部屋」を考える


われわれが現在「理想の部屋」として掲げているものは、本や雑誌やマスコミなどから刷り込まれた「他者目線の片づけ」であると本書は指摘している。
自分目線で片づけを行うなら、ドラマにでてくるようなスタイリッシュな部屋は必要ない。「自分がくつろげること」「快適で清潔」この2点さえ押さえておけば十分なのだ。

そう言われても、「それじゃ彼氏を呼べない」と反論する女性もいるだろう。

"きっぱりと、「わが家には他人は招かない!」と決めてしまってはいかがでしょうか?"

本書の著者はそう提案している。それだけで、これまでより片づけがぐっとラクになるハズだ。
それに、女性の方から部屋に招かなくても、ホテルや彼の部屋など二人きりになれる場所は多々ある。ほとんどの男性は、女性の部屋に呼ばれると落ち着かないものだ。ヘタに緊張させるより、お互いリラックスできる場所で過ごした方が、二人の仲も深まるというものである。

物を「直接」床に置かないだけで部屋のスッキリ感が段違いに!


それでは、具体的に片づける方法について。物を直接床に置くと、それだけで散らかってしまい、掃除機もかけづらい。すぐにほこりやダニなどの発生源と化す。
そこで本書では、カゴやボックスを活用する方法を紹介している。脱いだ服を洗濯物カゴに入れるように、かばんは「かばんカゴ」本は「本ボックス」である。これなら掃除機をかけるときも、ひょいと持ち上げるだけだ。
机や棚の上のものについても同様。文房具や調味料、一個一個置くのではなく、100円均一店のキッチン用品コーナーに置いてあるようなトレイにまとめてしまえば、小さいものでも失くすことはない。
ただ、洗濯カゴに入れない上着やコート類を一時的に置く場所としては、カゴやボックスだとシワになってしまう。その場合は、ダイニングに置いてある、椅子の背もたれを使えばスッキリ感が段違いになる。詳しい方法は本書にて書かれているが、こうしたちょっとしたテクニックを取り入れることで、片付けもぐっとしやすくなるだろう。

1着買ったら1着捨てる「ところてん方式」で物が増えすぎ問題を解決!


ものの捨て方について、とあるベストセラー本では「トキメくか、トキメかないかで判断」と紹介されている。しかし人間の気持ちなんてその場その場で変わるもの。「今は着ない服でも、何年かたったらまた役に立つかも……」なんて考えていたら、一向に捨てられない。
そこで本書で紹介されているのが、「1着買ったら、1着捨てる」という方法だ。これなら、大がかりな断捨離の作業も不要で、物が増えすぎて収納場所が足りなくなることもない。

また、この方法には「お金のムダ遣いを減らす効果もある」と著者は語る。

"収納スペースは常に満杯ですが、かえってそれが抑止力になって、ムダな買い物を防いでくれる"

一気に「断捨離」したところで、またあれやこれやが必要になり、気づいたらまた押し入れパンパンで、財布だけ空っぽ、ということもある。たくさん捨てすぎない方が、財布も潤うのである。

多くの「断捨離」本が出回っている今、本書を読むとショックを受けてしまう人も多いかもしれない。「なぜ先に言ってくれなかったの?」「こんな方法、今まで学んできたことと違う! ふざけないでよ!」…などなど。しかし、現実を見つけてみよう。「断捨離」本の通りに、ちゃんと実践できただろうか。実践しているとして、今でも気楽に続けられているだろうか。
もちろん、Yesの方は聞く耳を持つ必要はない。そうでなく、不安やストレスを感じている方、特に自分が「何を読んでも片づけられない残念女子」というコンプレックスを抱いてしまっている方。本書を読み、もう一度自分にとって理想の片づけについて考え直してみてはいかがだろうか。
(平原 学)
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