恋の失敗を減らすにはしっぽ感覚を味方につけるべき? 猫に学ぶ直感力の育て方【イラストコラム】

もしも神様から「1つだけ願い事を叶えてあげる」と言われたなら、迷わず動物的な鋭い直感力を望む筆者です。生きていく上で必要なものとそうでないものを瞬時に見分け、危険を察知し、パートナーになるべき相手の匂いも的確にかぎ分ける。すぐれた動物的直感力を身につければ、最強なのでは?

動物はいろいろな器官で周囲の気配をかぎ分けていますが、そのひとつがしっぽ。特に猫や犬はしっぽでカラダのバランスを取り、感情を表現しています。人間もかつては四足歩行でしっぽがついていたと言います。その名残が尾てい骨。なんでも人間の尾てい骨は脊髄を通して脳とつながっており、精神や感情とも密接な関係があるんだそう。

夏のはじめに面白い講座を受講しました。
それは「しっぽを感じて動く」という内容で、自分のしっぽを意識することで、さまざまな角度から心とカラダの感覚をとらえ直すというもの。詳細はここではふせておきますが、これが動物的直感力をおおいに高める内容だったのです。
ヨガのレッスンなどでも時々「はい、しっぽを天井に引き上げて~~~!」という感じでナビゲートする先生がいますが、ないはずのしっぽを感じることで、自分の背面を含めた空気を強烈に意識することになります。それは武道でいう「気配」や「殺気」を感じるということ。つまりアタマモードではなくカラダモードになることで、冒頭に書いたように、野生動物的にカラダのバランスをうまく取れるようになり、直感力が増して自分にとってプラスになる選択ができるような感覚になれたのです。

そういえば、ビジネスや人間関係でずさんなことを「脇が甘い」なんて言い方をしますが、猫のようにしっぽを意識すると、そのあたりがひきしまる感じがありました。緊張はしていないけれど、アンテナが後ろに1本立っている感じとでも言いましょうか。

さて、講座後。家で脱力しながら、しっぽや直感についてぼんやりと考えていたのですが、ふと、過去の失敗にはある共通点があることに気がつきました。それは「イヤな予感」を無視したことです。仕事でも人間関係でも恋愛でも「これはやめておいた方がいいんじゃないか」「なんとなくイヤだなぁ」といった感覚があるにもかかわらず、もう約束したからとか、仕事だからとか、動き出してしまったからといって、そのままなし崩し的に進めてしまう。そういったとき、必ずあとで痛い目に遭っていることに気がつきました。猫であれば確実に回避できていたであろうことが、回避できない。でもあのときの私は、しっぽで「イヤだ」と感じてなかったっけ? 

EDITOR

アオノミサコ
イラストレーター/漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)

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