「デート代は男性に払わせてもいい」たった1つの理由とは

「デートの時(付き合っていても、いなくても)男性に支払ってもらうのは、申し訳ないんです。割り勘を申し出てもいいでしょうか?」
なんて質問をよくされます。
でも、これに関しては、「ちょっと待った!」と言いたいです。

目次

いろいろ買ってあげたいと思うのは、男の愛情表現!?


結論から申し上げると、彼がOKしているなら、割り勘を申し出るのは少し待ちましょう。

女性からすると不思議なんですが、男性は「好きな女性には、いろいろ買ってあげたい」という気持ちがあるようです。
男性によって限度はありますが、基本的にはそう感じる人が多いということ。
もちろん、そうしているとお金はなくなりますが、男性の方が経済的な出費には強いので、女性が男性に支払うほどのダメージはないのです。

どうでもいい女性だと、いろいろ買ってあげるのも、単なる浪費に思えてしまうようです。また、付き合っていたけれど気持ちが冷めてしまった場合も、浪費に思えるようです。

女性の考えに変換すると「料理を作ってあげたい」など、身の回りの世話をしたいと思う気持ちと一緒かもしれません。
好きな人に料理を作るのは、確かに手間や時間はかかりますが、案外楽しみだったりしませんか?

ですので「悪いから」という理由で割り勘を申し出るのは、彼の楽しみを奪っていることになるんですね。
どうしても申し訳なく思う場合は、彼の支払額の1~3割程度のお土産を持たせるとか、あなたの部屋に彼が来た時、何か作ってあげるのもアリでしょう。
理由は何であっても「悪いからいいです」と断りすぎないで……ということ。

割り勘主義の男性=愛がないわけではない


「私の彼は割り勘主義みたいですが、これって、愛されていないってことなんでしょうか?」

えーと、割り勘だから愛されていないということも、ないのです。
単に、彼は「付き合いが浅いうちは、多額の支払いをしない」というタイプだったりするんですよね。
これはもう、犬が好きか猫が好きかというような、価値観の問題だと思います。

このテの人は、交際期間が長くなり、心を開いてくれれば払ってくれるようになります。
私のお客様でも、最初は割り勘だった彼が、結婚間近になったら全額支払ってくれるようになったという話は、山ほどあります。
逆に言うと、割り勘主義の彼は、親しくない相手に必要以上にいい顔をしない場合が多いので、結婚後、いらぬ出費がかさむことは少ないともいえますよ。
ですから、割り勘の方も、長いスパンで考えてお付き合いしていってくださいね!
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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