過去の思い出も一因に? 理想が高くて結婚できない人の特徴

デューク大学のダン・アリエリー教授によると、結婚相手を選ぶ際、情報と選択肢が多いほど、選り好みが激しくなるのだそう。あなたが結婚できないのは、情報と選択肢が多いからでは!? 選り好みする心理を探って、納得のいく結婚相手を見つける方法を考えてみましょう。

情報が多くなると選択肢も増える


パフェが食べたい。パフェで有名なお店へ出かけよう! と、あなたは思い立ちます。念のためお店の口コミを読んでみようと、ネットで検索。すると「パフェよりもサンドイッチのほうが美味しい!」という口コミがズラリ。あなたは当初予定していた「パフェを食べる」という以外に、「サンドイッチもいいな」という選択肢が増えます。これが「情報が増えると選択肢も増える」ということ。「美味しいものを食べたい」という気持ちを満たすためなら、選択肢が増えたことで、目標に近づけるかもしれません。でも「パフェを食べる」という目的達成に焦点を当てて考えると、サンドイッチの情報は邪魔になるだけ。結果、意志が揺らぎ始め、なかなか決められなくなるのです。

それは結婚相手を探す際でも同じことが言えます。例えば仮に、結婚するなら断然お金持ち! と決めていたとします。それなのに、友人が「最終的にはお金より性格よ」とあなたに助言。さらには、「同じ趣味を持つ人だと結婚しても飽きないよ」と、助言されれば、「お金持ちで、性格が合う人で、趣味も共通する人」と条件が増えます。この時点で、すでにハードルは高くなっているのに、さらに情報量を増やしては、網の目のように細かい条件を導き出すでしょう。そうなれば、理想の相手と出会うのは奇跡のような確率です。

自分の過去の経験も情報のひとつ


過去に「背の小さい人とはどうしてもうまくいかない」という経験をしていたら、「背の低い人」を選択肢から外すかもしれません。ケチな人と交際して退屈なデートばかりという思い出があれば、「ケチな人は除外」という条件を加えるはず。ということは、自ずと、モテてきた人は恋愛経験が多いために、情報過多になりやすいということです。テレビでもタレントさんが、「モテた経験がないから、たまにアプローチされると舞い上がってすぐに飛びついちゃう」と言っていました。単なる恋愛なら軽い人になってしまいますが、結婚は勢いとも言いますよね。このタレントさんは「選り好みなんて滅相もない。だから結婚できたんです」とおっしゃっていました。

選択肢を減らそう


選択肢を減らせば迷うことも少なくなり、決めかねるということも減るはず。例えば1対1のお見合いであれば、目の前の相手だけを見つめて決める事になります。でも50人も集まるパーティーに参加すれば、あの人もこの人も!と目が泳いでしまうはず。しかも「この会社のパーティーはこんなにも素敵な人がたくさん集まる」という情報が増え、「だったら次のパーティーのほうが、理想の人に出会えるかも!?」と、また選択肢を増やしてしまうでしょう。だから、大人数のパーティーには出席しないほうが、近道かもしれません。
また、モテてきた人というのは実際に、ほんのわずかなタイムラグで素敵な人と出会った、または適当な相手とつき合った直後に、理想の人から言い寄られて「失敗した」という経験も多いんですよね。だから、「次こそ」という、思い込みに支配されやすいのです。

あなたにとってすべての条件を兼ね備えた人と、出会ったとします。ここまで妥協せずに相手選びをしてきたのですから、「この人しかいない」とようやく心に決めます。ところが相手は同じことを、思っているでしょうか?選り好みをしている最中というのは、とかく自分が面接官、相手は応募者のように上から目線で見やすいんですね。でもあなたも面接を受けている側であるのを、忘れてはいけません。あなたは相手に、不合格とされている可能性もあるのです。そして、この相手と出会うまでに何年かかったでしょうか?そしてこれから先、またその年月を要したとしたら、あなたは何歳? 面接を受ける権利すら失っているかもしれません。

情報は刻々と変化する


結婚というのは何十年という長い年月、共に歩んでいくわけですから、あなたが結婚前に得た情報も変わっていくはずです。背の高い人がいいと言っていても、お年寄りになれば背は縮むかもしれません。お金持ちの相手だって、借金を抱えることになる可能性もあるわけです。もちろんその逆もありますよね。愛があればお金なんていらないと思っていたとしても、仕事が大当たりしてお金持ちになるかもしれないわけです。結婚前に掲げていた条件や選択肢など、変わってしまうということ。「何があってもこの人と一緒にいられるかどうか」、少なくとも一緒にいる努力ができるかどうかのほうが大事ですよ。
(鈴木ナナ)
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この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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