ちょっとの意識で姿勢を正しく! 胸を開いて恋を呼び込む方法【イラストコラム】

つい先日まで熱中症の心配をしていたのに、いきなり秋の気配が濃厚ですね。ここにきて、夏の疲れがドッと出ている人も多いのではないでしょうか。筆者は少し前に扁桃腺を腫らし、発熱。3日ほど寝込みました。
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ところで、あるときから体調を崩しかけていても、胸を開くとラクになることに気づきました。

疲れで胸や肩がちぢこまって猫背になっていると、呼吸が苦しい上に気分までうつむき気味になりますよね。それがもっと進むと眠れなくなったり、ますます気持ちが落ちていったりという悪循環に。そういうときはまず背すじを正してみる。背すじがまっすぐになると自然と胸が開かれるので、肩の力を抜きつつ姿勢をキープして深呼吸。すると少しずつ肺に酸素が入るようになり、(まさに)前向きな気持ちになるのです。

子どもの頃、親や先生にさんざん「猫背を直せ」と注意されてうっとうしく感じていましたが、あながち間違っていなかったのかも、と今になって思います。
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そういえば今年の夏はこんなこともしました。
自称セラピーマニアでカラダ研究家の筆者は、よくヒーリングやボディワークを受けます。整体からヨガ、各種マッサージ、気功など大体やりつくしてきたのですが、唯一受けていなかったのがボイスワーク。声に関することです。

筆者は呼吸器が弱いせいか子どもの頃から声が小さく低く、何度も聞き返されることが少なくありません。そのせいでしゃべるのが嫌になったことも。声というよりも発声法が悪いのかしら? と、先日知り合いのセラピストの方に相談したところ、彼女曰く、「低くても通る声というのはある。聞こえにくいのは、きっと声がカラダをうまく抜けていないからだろう」と。

で、呼吸や発声の練習をみっちりやったのですが、ここでも胸を開くことが重要なカギになっていました。まずカラダの縦横の軸を意識しつつ力を抜いて、ゆっくりと深呼吸。これを何度かくり返したのち、さまざまなやり方で声を出していきました。すると最後には、無理なくまろやかな声を出せたのです。わ、これが欲しかったのよ、これが!
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ラクに声が出せたこともうれしかったのですが、それ以上に筆者をうれしくさせたのが「自分の顔」でした。ワークの前後に撮った写真を比較すると、これが全然ちがっていたのです。ワーク前はむくんだ緊張顔だったのに対して、ワーク後はなんだか表情がやさしく、ふんわりとモテそうな空気さえまとっていました(←自分でいう)。小一時間のワークで、このちがい。やっぱり胸を開くって、大事なんですね〜。声が出しやすくなったことで、自分への自信も若干アップしました。もちろん疲れるとまた胸は縮こまってしまうので、気がついたときにちょいちょい習った呼吸法をやっています。

最近顔が険しいような……と思っている人は、まず姿勢を正して、胸を開くことからやってみてはいかがでしょうか。
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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