○○してほしいのにしてくれない! 彼に対する不満を解消するための方法

「私の彼はいつも仕事ばっかりで……全然デートに連れて行ってくれなくて」
「記念日なのになんのプレゼントももらえなかった」
「連絡不精で返事もない。電話も全然相手にしてくれない」

――女子なら、彼に対してこんな思いを抱えることは多々あるのでは? 相手にちょっとした不満が溜まり、愚痴をいいたくなることなんて日常茶飯事ですよね。

恋愛や人間関係の悩み、苦しみというのは「自分の思い通りになっていないものを、思い通りにしたい」というところからきています。

ということは……思い通りにしようという気持ちをなくせば、悩み自体がなくなるともいえるのではないでしょうか?

今回は、抱えがちな不満をヒントに、カップルのケンカを減らすためのコツをご紹介します。

目次

どうしてケンカになるのか


といっても、自分の思いを押し込めて悩みがなくなったからといって、この方法で100%相手がいい方向に向かうかどうかは何ともいえないところがあります。

なぜなら、例えば、今まで散々「あなたの○○なところが悪い!」とあなたが彼を責め続けてきた場合。上記を意識して、ちょっと文句をやめたくらいでは、あなたの変化にあまり相手が気づかないこともあるからです。

結婚生活や、恋愛でも関係が長くなってくると、
相手のせいで問題が起きたと感じる場面も出てくるもの。

その時に「自分が正しい、相手が間違っている」と言いたくなるものですが、それを言っても二人の仲はもどりません。

たとえば、忙しさゆえに、相手を放ったらかす……これは確かに、間違っている行動です。
でも、だからといって、パートナーから「私が正しい。あなたは間違っている!」と言われすぎると、その後、心を開けなくなってしまうんです。怖くて開けなくなるという言い方が正しいでしょうか。

で……彼の方もついつい反撃してしまい「お前だって○○だろ!」と、言い返して、無理やり自分の正しさを主張してしまうというわけ。

悩みを、悩みでなくす方法って?


でも、ほんの少し冷静に考えてみましょう。
今の状況で、いいところは本当にゼロですか?

例えば、仕事が忙しい彼を持つ女性は多く、その多くの方が「彼があまり構ってくれない」ことに悩んでいます。

ですが、暇さえあればしょっちゅうLINEをしてくる彼を持つと付き合っている女性に話を聞くと

「いつどこで何をしているか、何時に帰ってくるのかをいちいち報告しなくてはいけない」
「友達と会っていても、LINEが気になっちゃって」

なんてことがあるので、忙しくて構ってくれないくらいがちょうどいいかも……と言うのです。

忙しい彼を持つ人は、彼がいるけど自由時間も手に入れていることになります。
結婚している場合は、生活費が普通の家庭より多いかもしれません。

嫌なことの裏側にあるいいことを見つけることができれば、相手に対する感謝が生まれます。
そうすると、何もしなくてもラブラブになれるのです。

いきなりこの考え方に変えるのは難しいとは思いますが、1日に少しずつでいいので、やってみてくださいね!
今まで、当たり前だと思っていたことが「そんなに悪くないかも?」と感じられるかもしれません。
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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