「モテ期は3回来る」ってホント? モテ期と結婚との関係性

「モテ期は人生に3回ある」という説、皆さんは真実だと思いますか? 「もう2回きちゃったから、あと1回、そこで結婚せねば!」なんて息巻いていた友人もいましたが(笑)、結構信じている人は多いですよね。今回はこのモテ期について、そして結婚との関係性について徹底検証してみました。

目次

「モテ期」とは、恋の選択肢がある時期!


まず、そもそも「モテ期」とはどんな時期なのか。周囲の男女に、過去「自分にモテ期が来ているかも?」と感じた時期について尋ねたところ、以下の共通項が挙がってきました。

・最低でも、2人以上の人に言い寄られていた
・「付き合ってもいいかも?」と思える相手が複数人いた
・特定の恋人がいるかどうかは関係なし

要するに、現状の恋愛の選択肢がひとつ以上あるときに、人は「モテ期がきている!」と感じるようですね。「どの人にしようか迷う」ということは、「絶対にこの人!」という相手がいない証拠でもあり、モテ期が必ずしも“恋愛の幸せの絶頂”というわけではないのかな? と思いますが、とはいえ、やはりモテて悪い気はしないですよね(笑)。

1〜2回目のモテ期でゴールインする人も多い!


では実際、皆はどんな時期に“モテ期”が来ているのでしょうか。

・「大学に入ってから、急にモテ期、きました。老け顔だったので、年齢が追いついたのかも? そのときに付き合い始めた相手と、社会人になって結婚しました」(女性・25歳)
・「目立つ活動をやっていたからか、高校時代が一番モテ期でした。30前に2度目のモテ期が来て(たった2人でしたが)、そのうちの1人と結婚。幸せにやっていますが、老後にでももう1回来るのかな〜と期待しています(笑)」(女性・31歳)
・「小学校の頃は勉強も運動もできたので、結構モテました。でもそれきりで、男子校に入ってからはさっぱり。理系大学、研究職ときて生活に女っ気もなく。彼女ができたことはありますが、その後特にモテた記憶はないです」(男性・27歳)
・「モテ期だったのは中学と大学時代。最後のモテ期は再婚前でした。あれで終了ですかね(笑)」(女性・38歳)

小学校、中学校、大学時代、社会人……と皆、時期はそれぞれでしたが、モテ期を活かして結婚までたどり着いている人も少なくない様子。次のモテ期が確実にくるとは限りませんし、貴重なパートナー選びのチャンスであることは間違いなさそうです。

モテ期は「自分で作るもの」!? 「本物を見極めにくい」という意見も


さらに、モテ期は3回どころかそれ以上ある、という強者たちもいました。

・「モテ期は5回くらいあった気がしますが、結婚前が一番のビッグウェーブでした。最後の一人を見極めようと思い、こちらも積極的に、間口を広くして頑張っていました〜」(35歳・女性)
・「何回もありますが、自分でも『これはモテ期かも!?』と思ったのは、皆が憧れる人気者にモテたとき。仕事とかプライベートとか、自分がイキイキ輝いている時期は、やっぱり言い寄ってくれる異性は多いです。モテ期は自分で作り出すものなのかも?」(33歳・女性)

モテ期は自分で作るもの! 名言ですね。自分が積極的で心がオープンな時期や、いいオーラをまとっている時期は、やはりモテ期もおとずれやすい模様。しかし、中にはこんな意見も見られました。

・「モテ期は何度かありましたが、そういう時期に付き合った相手とは結局続かなかった。私は色々とうまくいっていなかった“モテない時期”にも変わらず側にいてくれた男性と結婚して、今幸せです」(29歳・女性)
・「綺麗にしていれば、20代は多くの女子に『人生で一番のモテ期』があると思う。でも後になって、あのときは表面的な部分だけで言い寄ってきていた人も多かったんだな〜と気づきました。条件に目がくらんだりして、ちゃんと自分の本質を好きになってくれる人を選べないと、離婚している人も多いですよ」(41歳・女性)

自分が好調なときにモテるのは当然で、その時期に寄ってくるのは本物ではない人も多いのでは? という意見。そして、女性の20代は多くの男性から引きがあり、年齢によるモテ期が来やすい、という意見。どちらも確かに頷ける意見ですね。大変参考になりました!

人生にそう何度も来るわけではない「モテ期」。その時期を生かして結婚に繋げるもよし、逆に「モテない時期」の自分も受け入れてくれる相手を選ぶもよし、そのあたりは自分の性格と普段からのモテ度によって見極めるといいかもしれません。皆さんは、今までの人生で何度「モテ期」を経験しましたか?
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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