男性のSNS投稿にキュンとした瞬間・ガッカリした瞬間

ソーシャルメディアがすっかり日常に浸透したこの頃。しかし最近は、「やっていても“イメージアップ”につながることは滅多にない」「時間を浪費する」「依存になりやすい」なんてネガティブな見解も、ちらほら聞かれるようになっています。女性の場合、「自撮り連発」「料理写真」「リア充アピール」「愚痴やかまってちゃん」といった投稿はイメージダウンの例としてよく取り上げられますが、では男性はどうなのか?  イメージアップ、イメージダウン、それぞれに影響する投稿について意見を集めてみました。

目次

イメージアップするのは、サービス精神ある投稿!?


まずイメージアップとして多かったのが、「ユーモアのあるもの、ぷっと笑わせてくれる投稿(写真、シェア)」という意見でした。SNSは仕事や家事の合間に見ることが多いと考えると、疲れた気持ちをちょっと癒してくれるような内容は女性に喜ばれやすいのかも。そして同じくらい多かったのが、「有意義な情報を得られる投稿やシェア」でした。社会経済に関するネタはもちろん、グルメやカルチャーなど流行に敏感な人の投稿やシェアは、「役立つ」「参考になる」とよく見られている様子。ただ、中には「情報の選別が的確で早い人のシェアはよく参考にさせてもらいますが、その人自身のイメージアップには特に影響していないかも?」という意見もありました。

そのほか、「真面目な投稿とゆるい投稿のバランスがうまい人は、イメージがいい(複数意見)」「子どもネタはほっこりして好きだけど、カップルや愛妻ネタはあんまり見たくない(笑)」といった意見もありました。真面目な内容とゆるい内容、両方ある人の投稿は確かに毎回意外性とギャップがあり、イメージがいいですよね。とはいえ、それができる人はかなりの上級者。全員の顔色をうかがっていたら何も投稿できなくなってしまいますし、せめてイメージダウンしかねない内容くらいを気をつけておくといいかもしれません。

イメージダウンは、“チャラさ”や“自信過剰”が際立つもの!?


では、SNSでイメージダウンに繋がる投稿や振る舞いはどんなものがあるのか。以下のような意見が挙がってきました。

(1)かわいい女性の写真や投稿にばかり「イイネ」をしている人
(2)「俺ってすごいだろ?」という感じが滲み出る投稿
(3)「忙しい」「疲れた」など、愚痴や社畜自慢系の投稿
(4)彼女や恋人自慢の投稿
(5)投稿が多すぎる人、いつもいつでもログイン状態の人

ダントツに多かったのが、(1)「女性の写真や投稿にばかり頻繁に絡み、イイネやコメントをしている男性」という意見でした。「気になっていた人が女の子にばかり絡んでいて、チャラいと感じて残念だった」「モテたい必死感が伝わってくると、残念な気分になる」といった意見も。狙ってそういうキャラの人もいるのでしょうが(笑)、もしSNS内に気になる女性がいる場合、この点はちょっと気をつけるとよさそうです。

(2)「自慢系」の投稿も男女問わず、不人気。時々の「いいことがありました報告」は応援したくなりますが、毎回そうだと、ちょっと持ち上げなきゃいけない感じがあってイメージダウンに繋がりやすいのかも? (3)愚痴や忙しさ自慢も“かまってちゃん”な雰囲気が伝わってきて、「大人気(おとなげ)ない感じがする」「相手や詳細を書かず、ただイライラだけほのめかすような投稿は印象が悪い」などと不人気なようです。

(4)「彼女や恋人自慢の投稿」については、「身内限定でやってほしい」という意見が多数。自分の愛する人を賞賛したい気持ちはわかりますが、あまり仲良くない相手だと目に余るというか、ちょっと気を使う感じもわかりますよね(笑)。また、(5)「投稿が多すぎる人」「休日も常にログイン状態の人は、ネット依存に見える」というヘビーユーザーへの意見も。仕事で使っている人も多いでしょうが、あまりに四六時中張り付いている感じだと、他にやることがない人に見えてしまうのかもしれません。

自分の好きなように、自由に使えてこそSNSは楽しいもの。ただネット上とはいえ、大事な人間関係だと思う人は、適度に気を使ったり、サービス精神を発揮したりすると喜ばれやすいようです。「どう思われようと関係ない」「嫌ならどんどんフォローを外してね」というスタンスの方はどうぞ悪しからず(笑)。気になる方のみ、一部意見としてぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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