出席しなきゃ良かった… こんな披露宴最悪! 友達をなくす結婚式って

ここ日本においては天候のよい10月、11月は挙式をあげるのに大人気の季節。
いまはまさに秋の結婚式シーズン真っただ中だ。
「この週末は友人の式に参加」「結婚式の招待が何件も続いててご祝儀貧乏になりそう……」なんて女子も多いだろう。

愛し合う二人が結ばれる結婚式は感動的なものだ。
「良かった良かった、いい人と結ばれたね!」なんて涙を流す機会もある反面、“一生に一度の晴れ舞台”というフレーズは主役である新婦新婦を舞い上がらせ、本人の“エゴ”を剥き出しにしがちな場所でもある。

今回は「式後、友人だった新婦と完全に疎遠になった」……という列席者にとっての“最低な披露宴”をリサーチしてみた。これから式を主催するあなたは、ぜひこんなことのないよう役立ててほしい。

1.まともに飲めない食べられない……の、立ちっぱなしの拷問式


・「友人の結婚式の二次会に行ったら、会場費用をケチったのか狭い会場にぎゅうぎゅうの人数、そして立食形式。それだけならまだしも、乾杯もそこそこに『列席同士仲良くなろうゲーム!』なんてのが始まっちゃって、グループの友達からは引き離され、したくもないゲームのためにヒールで会場中を駆けまわるハメに……。『もうコレっきり会わない』と分かってる初対面の人たちとの会話なんて社交辞令だし、5分くらいでネタ切れになるし、疲労と空腹と腹立たしさで、1時間も過ぎたころにはウンザリ……。結局会費1万円払って食べられたのはテリーヌひと切れとワイン一口くらい。『ありえない!』と私の仲間うちからは非難ごうごうで、その後全員自然に彼女からフェードアウト」(30代・旅行代理店勤務)

――幸せな人は“幸せのおすそわけ”をしたくなるもの。「私たちこんなに幸福なんだから、来てくれる人同士も私たちの式がきっかけで素敵なご縁ができれば!」と、主催側は考えたのだろう。だがそれは大抵の場合、本人たちだけの自己満足に終わることが多い。出席者は「結婚式」に来たのであって、「合コン大会」に来たのではない。お祝いに来たのに“多大な苦痛”を味合わされた場合、文句も何も言わなくても、友人知人は離れてゆくのだ。もしあなたが式を挙げることがあったら、良かれと思ったことがはた迷惑にならないか考えるようにしよう。

2.大ウソ八百 自分アゲアゲの他人サゲサゲVTR


・「結婚式での“馴れ初めVTR”なんて多少大袈裟だったり脚色がされてるのが当然だけど、友人のソレはあまりにも極端だった。新郎とはネトゲで知り合ったハズなのに『遊園地で運命的な一目ぼれを果たした』だとか、男をとっかえひっかえしてたのに『純情なM美さんが初めて恋した彼氏こそいまの新郎』だとか……。真相を知る私たち友人一同が苦笑してたら、『親友のS子さんが振られた時には、落ち込んでいる人を放っとけない心優しいM美さんが慰め……』などと、イキナリ披露宴参列者の前で私が男にフラレたエピソードを勝手にバラされた! 自分を上げるだけならまだしも、他人を下げてまで己を輝かせようとする新婦に呆れ果てて、彼女とはそれきり縁を切った」(20代・総務)

――“振り返りムービー”は、「新郎もしくは新婦のことを詳しく知らない列席者がどんな人かを知ることができる」というメリットもあるものの、「話盛りすぎ、作りすぎ」と“式で評判の悪いイベント”との声が高い。もしVTRを流すときはウソや他人を貶めるなどもってのほか。人の暴露話をネタに使ったり友達に恥を欠かすより、自分を笑いものにするくらいの謙虚さで制作すれば、こんな悲劇を招かずに済むだろう。

3.いきなりのご指名スピーチ!


・「卒業後一度も会わなかった同級生の式に招かれたときのこと。『懐かしいね~』なんて列席者同士で話してたら、式半ばになって突如として司会者が『それではここで新婦友人・○○さんからサプライズスピーチを頂きましょう!』と私を指名……。当然、事前の仕込みなど一切ナシ。『え~~~っ! んなの聞いちゃいないよっ』とアタマの中は真っ白……。でも会場中の全員が私に注目してるし……お祝いの場を壊しちゃいけないと頑張ったけど、いまの彼女の近況なんてまるで知らないし、そもそも学生時代にそんな仲よかったわけでもないから当然グダグダに……。終了後それとなく新婦に問いただしたら『お人好しの○○ちゃんならやってくれるかと思って! でも噛んでたよね。あはは~』と謝罪の言葉もナシ。そんな性格だから親友がひとりもできないんだろ」(30代・サービス業)

――結婚式におけるスピーチや余興、進行内容は裏ではキッチリ打ち合わせ済みなのがゲストへの配慮である。いきなり指名したり、舞台に上がらすなど、目立ちたがり屋さんでない限り負担になることが多い。
これから結婚する人は「自分が主役、花嫁だからといっていって何をしても良いのではない」ということを肝に銘じ、列席者が不快でない式を目指そう。

結婚式には“新郎新婦の人柄”があらわれる


「結婚式をキッカケに新婦のことをキライになった……以後付き合わなくなった」というのはあながち間違った対応ではない。“一生一度の晴れ舞台”には、式を主催するふたりの人格や本性があらわれるからだ。

式において大切なのはゴージャスな式場や華やかなドレスや立派な料理や実用的な引き出物などではない。

何よりも大事なのはお金を払って出席してくれた参列者への思い、わざわざ時間を割いて足を運んでくれたゲストへの気遣いである。
式で起きたことは、あなたと新婦との今後の付き合いにも反映する。

「おめでたい席でこんな不愉快な思いをすると思わなかった」
「あんな人だとは思わなかった」
「今日はおめでとうって言うけど、もう付き合うのやめよう」

……これから結婚する女子は”幸せであっても謙虚さを忘れず”、“花嫁の傲慢さ”を封印し、出席者との絆が深まるような式を主催しよう!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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