自覚ナシが最も危険! ダメ男に捕まりやすい女の特徴5選

「あ、この人もまた、“こういうヤツ”だったんだ」

自己中な俺様、夢を語るだけで行動が伴わない口先男、仕事が続かない転職男、ギャンブル好き、借金、浮気性……などなど。いわゆる「ダメンズ」や「ヘタレ男」のカテゴリはさまざまあるが、彼らの被害に遭う女性はいつも決まって「また同じようなダメ男と付き合ってしまう」ことが多い。

その理由と原因は何なのか、ダメ男に捕まりやすい女性のタイプを今回は探ってみた。「私はいつも貧乏くじばかり引いている」という女性は窮地から脱する参考にしてみてほしい。

目次

1.世話好きな女性


・「私は人に頼られると『よっしゃ、任せといて!』という気持ちに。その性格は仕事の上では大いに役立ってるけど、恋愛の面では災いし、なぜか付き合う男がいつも“ヒモ”系になってしまう。ここ数年間の元彼達はみんな、仕事を辞めて私の家に転がり込んで来る始末。も~やだ(泣)」(30代・看護師)

――この女性の元彼は、彼女と付き合ったから無職になったのではない。「元から怠け癖のある男」や「ヒモ素質のある男」が“頼れる女”を見定めて近づいて来たのだ。“心身共に自立した女”という自覚のあるあなたは、間違っても貯金や給与額を男に明かしてはならない。いっそ「私、仕事辞めよっかな~」とか「もしかしたらクビになるかも……」と芝居とうち、彼らの性根を確かめてみるのも有効な手だ。

2.断れない女性


・「私は押しに弱くて、人と争うのがキライなタイプ。ほとんどのことは自分がガマンすればいいやと思うから黙ってやり過ごす。そんな私には『オマエは俺のモノ』『オマエは俺の言うとおりにすりゃ俺が守ってやる!』みたいな俺様がいつも寄ってくる(泣)。彼の身勝手さに振り回されストレスはたまるし、疲れるし……でも、断る勇気がない」(20代・団体職員)

――人と争うことがキライな平和主義のタイプの女性にはその気の弱さをいいことに、「オレオレ主義の俺様」がわんさか押し寄せる。
しかし「女を自分の意のままにするのが好きな男」といくら一緒にいても幸せになどなれっこない。

3.「人には親切にしなさい」と教えられて育った女性


・「私は母の影響で、とにかく『人には親切にしなさい』『貧しい人には分け与えなさい』と言われて育った。成長してからもその教えはちゃんと引き継がれていたみたいで……私が言い寄られるのは借金抱えた男ばっかり……。マトモな男性だって周囲にはいるのに、弱ってる男性や落ちてる男ほど『私が助けなきゃ』『なんとかしてあげなきゃ』ってなっちゃう。その点ではつくづく母を恨んでる」(30代・福祉)

――「人には親切にしなさい」というのは基本良い教えである。けれど「なんでもお世話してあげなさい」「肩代わりしてあげなさい」とはワケが違う。度が過ぎると男を甘やかしつけ上がらせることにしかならない。そして幼少時から教育をやり直すならともかく、もはや成人してしまった男性をいまさら変えることなどできない。
いくら尽くしても「この人はずっとこのまま」だと肝に銘じ、ダメ男の更生は諦めるべきだろう。

4.女ばかりの中で育った女性


・「女だらけの家庭、しかも女子校という環境で育った私。おかげで男の本性や本音を知らずに人生を過ごしてしまい口だけ上手な浮気しまくり男にばかりブチ当たり……。最近じゃ男性不信気味。男の人ってホントわからない」(20代・美容)

――男に対しての免疫が無いとよりダメンズにひっかかりやすくなる確率が高まる。
男研究するには何より男の友達を増やすことが一番だ。
また男性を見る目を養うには地道に経験を積み、ひたすら修行するしかないが、男性と交際慣れしていない場合は他人の恋愛を“観察”しながら勉強するのもよいかもしれない。

5.“毒親”に育てられた女性


・「父親は亭主関白で支配欲が強く、母親や私に声を荒げて叱ったり手を上げたりする人だったせいで彼氏から『お前なあ!』なんて怒鳴れても男ってそういうものだとしか思わなかった。友達に指摘されてやっとそれが普通でないことが判明。そしてあれだけイヤだったのに、無意識に父親みたいな男とばかり付き合ってたことにも気付かされた」(20代・会社員)

――4の女性が「男性を知らなかったゆえの悲劇」ならばこちらは「知っていたばかりに起きた悲劇」である。両者の共通点は「一般的な男性の形態を学習する機会がなかった」ということだ。“将来の悲劇の芽”は幼少時から家庭環境のなかにあったりもするのだ。

ダメンズ脱出への第一歩は、自覚すること


「私、ダメ男とばかり付き合ってるなあ……」という女性が同じあやまちを繰り返さないための第一歩は、「私はどうもダメンズの餌食になりやすい」という点を自覚することだ。

ダメ男に引っかかり続ける女性の最大の弱点は、「彼はそんなに悪い人じゃない」「私の愛の力で変えてみせる!」という甘い気持ちが心の奥底に残っているところにある。その甘さが残っているうちは、あなたは確実にダメンズたちを引き寄せ続ける。彼らの嗅覚には計り知れないのだ。

今回のこの項目に当てはまっている女性は「要注意」。自覚できたなら今度は具体的な脱出編である。次号は「ダメ男の見抜き方と彼らからの逃げ方」をお送りする。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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