一夜の過ちを忘れたい…軽はずみ女子から卒業する方法

「あ~あ、やっちゃった……」
仕事のストレス、それともうまくいかない恋愛のせい? はたまた飲み過ぎたお酒のせいなど、いろいろな要因のせいで「好きでもない男性とついはずみでベッドインしてしまった」……な~んて女性も少なくない。

特にいまは寒くて人恋しい季節。そして飲み会も増えるシーズン! 普段はそんなことのない女性でも「もののはずみでつい……」なんてことがありがちになってしまう時期なのだ。

今回は「忘れたい一夜を記憶から消して乗り越える方法」について調べた。「軽はずみ女子」はあやまちを繰り返さないための処方箋にして欲しい。

目次

1.友達に話す!


・「男性と一晩共にした翌日、ひとりで家にいると記憶がフラッシュバックして『ああ~っ』ってなるから、そんなときはあえて友達に会って暴露大会をする! コツとしては慰めてくれるタイプじゃなくて、『あんたバッカじゃないの?』って説教してくれそうな友達を選ぶこと。そういう時に逆に甘やかされると余計に落ち込むので『ホントに馬鹿な私』って打ち明けられる人がいると、かなり救われます」(30代・企画)

――過ちをおかしてしまった女子が皆口にするのは、「どこへ行っても何をしてもその一晩のフラッシュバックから逃れられない」ということ。映画を見ようがカフェに行こうがそのしてしまった行為は頭から離れずどこにでもついてまわるのだ。それならばさっさと「ダメな一夜の反省会」をしてしまったほうが回復は早い。あなたの弱さをビシっと指摘してくれる友にソッコー打ち明けるべし!

2.相手の男性とあえて話す!


・「男友達と夜景スポットに行ったら、ついそういうムードに……。けれど翌朝お酒がさめたら、『やっぱり彼とは友達でしかいられないよなあ』としみじみ感じた。悩んだけど思い切って彼に電話しその気持ちを正直に伝えて、軽はずみな行為を心から謝罪。そうしたら彼が『了解っ! そんな気にすんなよ~』って明るく言ってくれて。ものすごくホッとした」(20代・サービス)

――これは相手の男性が知り合いである場合に有効な手。一回こっきりならともかく、関係を持ってしまった男性とまた会わねばならない状況なら、時間があけばあくほど気まずさも増える。それならば先手を打ったほうがまだ救われるというもの。
また、心のどこかで「好きじゃなきゃしてはいけない」と思い込んでいる女とは異なり、男性はひと晩の情事など深刻に考えていない人も多いもの。
素直に謝ってしまえば案外「な~んだ……」なんてこともよくある話なのだ。

3.レディースクリニックへ行く!


・「ワンナイトラブの翌日は、とにかく早めにレディースクリニックへ行きます。酔っ払っちゃって記憶がないなんてときは自業自得なんだけど、相手がキチンと避妊してくれたかもわからないし。ちょっと恥ずかしいかもしれないけど向こうはプロだし『よくある話』として淡々と診察してくれます。先生から『大丈夫ですよ』って言われたときの安心感はなにものにも代えられない」(30代・労務)

――避妊に失敗してしまったとき、「アフターピル」という方法があるというのを女性ならば耳にしたことがあるだろう。ただしこの緊急避妊法、保険は効かず、金額が1万円前後と高額になることも。まためまいなどの副作用を伴うこともあるそうだが、「軽はずみな一夜のせいで望まない妊娠をしてしまった……」なんて悲劇に比べれば多少の出費は仕方のないいこと。こんな方法は使わないのに越したことはないが、やってはならないことをしてしまったという後悔のあとこそ「正しい行動を起こす」勇気を持って欲しい。

恥ずかしさや罪悪感は、早めに直視したほうが結局うまくゆく


「なんであんなこと、しちゃったんだろう……」
「あ~、私のバカバカ……。もうこの世から消えちゃいたい……」

ダメな一夜を過ごしてしまった翌朝、アタマと枕を抱えて自己嫌悪に陥っても、なにひとつ解決しない。
ひとりで暗~く家に閉じこもっていたって、その罪悪感は消え失せることはない……。
かといって気晴らしにと、外に出掛けたって「昨日の夜のあの場面」は容赦なくあなたを追っかけてくるもの。
……だとすれば軽はずみ女子がすべきことは、「どれだけツラくても“自分のあやまち”を直視して、今の状況を解決するべく動くべきだ。

クリニックの先生に相談するもよし、相手の男性と話をつけるもよし、「私、こんなバカなことしちゃったの……」と友達に思い切って告白し自分のバカさ加減を叱ってもらい助言してもらうのもよいだろう。
けれど「やっちゃった現実」を見るのが遅くなればなるほど、あなたの心のなかのモヤモヤは大きくなるだけなのだ。

人間誰でも過ちをおかすもの。問題はその「あと」である。
失敗を失敗のまま終わらせずこの先の糧にしよう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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