美人じゃない人でも使えるモテ効果とは

「ハロー効果」をご存じでしょうか? これは心理学者エドワード・ソーンダイクによって名づけられた心理的効果の一つで、「ハローエフェクト」「後光効果」とも呼ばれているもの。この効果、使いかたによってはあなたの魅力が半減したり、逆にコンプレックスが魅力に転じるみたいですよ。恋愛上手になりたいのなら、ハロー効果をマスターしましょう! どこで何を磨けばいいのかわかれば効果絶大。不美人だって得をするのです。

ハロー効果とは


相手がどんな人かを見極めるときに、無意識に働いている作用です。その人のもっとも際立った特徴が、別の性質部分にも影響を与えるということ。たとえばぽっちゃりしていると大らかそう、のんびりしていそう。美人だと頭がよさそう、冷たそうなどです。ぽっちゃりしているというだけで勝手に性格まで想定され、決めつけられてしまうのですから迷惑な話ですが、これを効果的に使えば、ポジティブな効果も得られるかもしれません。

また、トロント大学でカンニングの実験を行ったところ、被告の容姿が魅力的であるほど、有罪と確信できないという結果が出ました。「こんな魅力的な人がカンニングなどするはずがない」という、ハロー効果によるものと言えそうです。この時点では、魅力的な人ほど得をしていますね。

ところが逆に働くハロー効果もある


それは、ネガティブハロー効果と言います。美人を見て「なんて魅力的な人だ!」と思い、ハロー効果が働いて「頭もいいのだろう、部屋もきれいにしているのだろう」、と勝手に思い込んだとします。でもそこで能力的に平凡であっったり、部屋が汚かった場合。それは大きな失望感を伴って、マイナス印象を与えてしまうということ。最初に「あまり魅力的ではないな」と思った人よりも、評価が下がってしまう可能性もあるのです。

したがって魅力的な人は、ネガティブハロー効果で失望される経験も多く、天と地ほど差のある扱いを受けることもあります。ところがそこから、必死に努力する人も多いのですよね。美人がいつまでも美人で、そして聡明で居続けるためには、見えないところでかなりの努力をしているのです。しっかりハロー効果を維持するために。その点では、最初に「あまり魅力的じゃないな」と思われた人が「魅力的だ」と思ってもらうために努力するより、「魅力的な人だな」と思われた人が、魅力的で居続けるほうが多少は楽かもしれません。

美人は結婚に不向き


でもこんなデータもあります。美人は幸せな結婚ができないとか、結婚相手に不向きだという結果が出ているのだそう。美人の場合ネガティブハロー効果が強く影響し、料理ができなさそう、炊事洗濯も無理っぽい。浪費家で、稼いでも稼いでも使ってしまいそう……と思われてしまうのですね。その点、不美人な人に対しては家庭的、子供が好きそう、料理がうまそうというイメージが。
もしも結婚相手というくくりで美人と不美人が一斉に並んだら、ハロー効果によって不美人なほうに軍配が上がる可能性が高め。結婚という観点でみると、顔立ちなどは問題ではなくなってくるようです。

恋愛経験少なめのほうが結婚向き


さらに、恋愛経験が少ない人ほど真面目で一途な関係を築きやすいようです。美人な人はたくさんモテてきたこともあって、選り好みが激しく交際しても一途ではなさそう。たくさんの異性が待ち構えていますから、すぐに別れを決断し次の人へ向かうこともできますよね? 辛抱強く見えないのです。でも恋愛経験が少ない人は、次にまたいつ恋人ができるかわかりません。それを考えると今の恋人に一生懸命になります。その一生懸命さが、また、結婚相手として適しているように見えてくるのです。

最初に与えた印象とそこから勝手に推測されるその人の本質というのは実にさまざま。それだけに、あなたがどこで勝負するかによっては、後光がさしたり消えたりするわけです。自分に自信がないと思っているのは、その場所でのハロー効果がネガティブに働きそうだから。でも有利に働く場所を見つけたら、立場はひっくり返りますよ! 人があなたを見て抱く最初の特徴と、そこから感じるハロー効果はどんなものか、まずはしっかり把握してくださいね。これで百戦錬磨も夢ではありません。
(鈴木ナナ)

この記事を書いたライター

鈴木ナナ
お酒と食べ歩き、人間観察が趣味のフリーライター。心理カウンセラーの資格を有し、夜な夜な面白い人を探しに街へ繰り出すのが趣味

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