女ってワケがわからない! 男性には理解不能な女性の日常行動

「ん? どうしたの? なんかヘンな顔して~」
「……いや、何でもない」

あなたにとってはごく当たり前のことなのに、彼氏、あるいは男性から怪訝な顔をされた……なんてことはないだろうか?

男女の違いは数多くある。
今回は「男の目から見た、わけのわからない女の行為」を集めてみたので、性差のフシギについて思いを馳せてみてほしい。

目次

1.注文が終わったあともメニューを見てる


・「俺の彼女だけかもしれないけど、飲食店で注文を済ませたあともメニューをじーっと見てる。それこそ隅から隅まで……。『どうしたの? 他にも何か食べたいの?』って聞いても『ううん、別に~』としか言わない。オーダーが気に入らなかったのかとビビるから、止めてほしい(笑)」(20代・企画営業)

――これは女子にとっては「あるあるネタ」ではないだろうか。女は「比較検討」が大好きな生き物。たとえ選び終わったあとでも、「ほかにどんなモノがあったのかな~」とつい知りたくなったり、よそのものを確認したがったりするのである。
男性はあまりこの手のことをしない。彼らは「決めるまで」は情報を探すだろうが、「決めたあと」はもう後ろを振り返ったりはしない。
恋愛や恋人選びもそれと同じこと。「ホントにこの人でいいのかな~?」といつまでも迷うのは、女のほうである。

2.友達の相談に乗る


・「会社の女子社員とか見てると、しょっちゅう相談にのりあっているけど、男の目からみるとかなり意味不明。職場の同僚にプライベートなことを漏らしたら、なにかと面倒なことになりそうだし、もうオトナなんだから自分のトラブルは自分で解決しろよって思う。アドバイスする方も『他人のこと気遣える優しい私』に酔ってるだけなんじゃないの~?」(30代・IT関連)

――この回答は“職場バージョン”のものだが、「彼女がしょっちゅう女友達のことで悩んでいるのが謎」という声もあった。
つまりある種の男性にとっては、「やたら相談ごとを持ちかけられて他人のことで頭を悩ます」こと自体が不可解なのだ。
共感性や協調性を大切にする女とは異なり、男性は情緒的でベタベタした関係を苦手とする。彼氏や気になる男性の前では、「友達のことで悩んでる私」、「友達思いの私」アピールなどしないほうがよさそうだ。

3.キライな人とも仲良くしてる


・「自分の妹は、SNSで交流しているある女性の悪口をしょっちゅう言っています。それも、『やたら自撮りして、自分がキレイだと思ってんだよね、笑っちゃうわ~勘違いブス!』と、かなりキツイ言葉で……。だから呆れて『そんなイヤなら見なきゃいいじゃん! 付き合わなければ?』って言ったら、『そういうワケにもいかないのよ~』だって……。妹とその人とのやり取りを見せてもらったら、『それイイね♪ 私も欲しいな~』とか『今度、そこ連れてって~』だとか、画面上はなごやかな文言であふれていた。女のこういうとこってマジ理解できない……」(30代・公務員)

――社会で生きてゆく以上、自分の好き嫌いをそのままストレートに表明するワケにはゆかない。「あなたのこと好きになれないわ」なんていちいち口にしていては、辺りはあっという間に敵だらけ。暮らしにくくなること請け合いだ。
自分の好悪を隠すのは大人としての“処世術”であり、男性だってビジネスにおいては自然とそれを実践している。ただし彼らは“女の処世術”がプライベートにまで及ぶのが理解できないのである。それは女にとっては快適に、スムーズに生きるための知恵とも言えるのだが、彼らの目には偽善的に映るものなのだ。

女子特有の行動は、男性から理解されない


いかがだっただろうか?

・決まったあとでも比較検討
・他人や友達のことにやたら労力を遣う
・本心では嫌いなのに愛想よくする
……という女性のやりがちな行動は、男性から見れば“女ならではの行為”に見えることを覚えておこう。ただしこの場合の“女特有”というのは「女っぽい」「女らしくてイイな~」という意味合いではなく、「女のイヤなところを凝縮させたような」という否定的なニュアンスを伴うもの。

“女の女たる行動”は、男性の本心からの理解を得ることはない。

「そんなことする必要あるの?」
「そこまでしなくたってイイんじゃない」
……男性の口からこのフレーズが出てきたら、それは「女ならではの行動を不可解に思っている」サイン。
「ほら女ってさ、いろいろちょっとずつ食べたいものなのよ~」とか、「○○ちゃんは同じグループに入ってるからそうしてあげるしかないでしょ?」だとか、「好き嫌いを面と向かって言うワケにいかないもん」な~んて説明したところで、彼らが心から納得することなんてないのである。それは男女の脳の思考や使い方が根本的に異なるからだ。

ゆえに「女の女たる行動」は男性の目からこっそり隠れて行うほうが吉だろう。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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