いくら恋愛しても失敗する!? 「もらおう族」「くれない族」の特徴

気づけば年の瀬。「今年も恋人ができなかった」「今年中に結婚したいのにできなかった」という人の中には、来年こそはと既に気持ちを新たにしている方もいるのではないでしょうか。相手探しがうまくいかないのは、もしかしたら気づかないうちに「もらおう族」「くれない族」になっているからかも!? 今回はそんなお話です。

「もらおう族」「くれない族」の特徴


・「もらおう族」=いろんな条件を相手に突きつけて、パートナーを選ぶ。「相手に〜してもらおう」という価値観の人
・「くれない族」=すぐに「相手が〜してくれない」と不満をもらす人

「もらおう族」「くれない族」は、九州大学で『婚学』という授業を行っている佐藤剛史さんが、結婚相手を探している人に対して著書で提唱している言葉です。男女がお互いに「〜してもらおう」「〜してくれない」と思いあっていたら必ずうまくいかなくなる、と警鐘を鳴らしています。

特に女性は、「幸せに“してくれる”相手を探そう」「ちゃんと幸せにしてくれる人に選んで“もらおう”」なんて言葉をよく口にしますよね。自分を愛してくれる男性に請われて幸せになりたい、という気持ちはよく分かりますが、何かを「もらおう」とする姿勢が強すぎると、なかなか男女関係はうまくいかないのも事実。自ら「幸せになる力」を持ち、相手を「幸せにする力」を持つことが大切ではないか――と佐藤さんは述べています。(参考:「大学で大人気の先生が語る〈恋愛〉と〈結婚〉の人間学」佐藤 剛史著、岩波書店発行)

分不相応な相手に「地位」や「年収」を期待したり、自分が楽になりたいからと「家事」や「献身」を望んだり。男女とも、将来や相手像を語るときに、「〜してくれる人」「幸せにしてもらいたいな」といった言葉が無意識に口をついて出る人は、要注意かもしれません。

「あげよう族」「ありがたい族」になれる相手を見つけよう!?


では、「幸せになる力」「幸せにする力」を持つには、どうしたらいいのか。普通に考えれば、「もらおう族」の真反対は「あげよう族」。「くれない族」の逆は、相手のままで十分、今もらっているもので十分だと感じられる、「ありがたい族」ということになるでしょうか。

他人に好意や愛情を”あげる”ことを惜しまない人は、年齢や容姿に関わらず、確かにモテます。それは決して「〜してもらいたいから」という下心あっての献身ではなく、自分の心に余裕があるから、周囲にも惜しみなく与えることができる。自分を幸せにする力がある人は、そのようにして、他人も幸せにできる、ということなのでしょう。

いきなりそのような人になるのは難しいですが、手始めに「ありがたいな」を口癖にするのもおすすめです。そして異性に出会ったときは、お互いに感謝しあえるかどうか、何かを「してあげたい」と思いあえる相手かどうか、そんな点を見極めていってはいかがでしょうか。こちらが「あげよう族」「ありがたい族」になっても、相手がそれを軽んじて見下すような相手であれば、それは「幸せになる力、幸せにする力を持っていない相手」だと考えて、お断りすればいいと思います。

「だまされたくない」「大事にされたい」気持ちと折り合いをつけるには


とはいえ、中には「あげよう族になるのは怖い」という人もいるでしょう。「だまされたり、利用されたりしたくない」「尽くして捨てられた経験もあるし……」という女性もいると思います。「今度こそは大事にして“くれる”人に出会いたい」といった声もよく聞きますが、これもよく見ると、「くれない族」の言葉ですよね。

恋愛には数々の不条理もあり、詐欺のような形で意図的に騙す悪い人もいます。でも、「〜された」という被害者意識を持ち、「〜してもらおう」の感覚で相手を探し回っていても、なかなか満足いく幸せにたどり着けないケースは少なくありません。過去に嫌な思いをした経験は、「今度こそは、しっかり自分の目で見極めてから好きになろう」という戒めに変えていくのがベスト。「自分で責任を取らなきゃなんだし、自分の目できちんと相手を探さなくちゃ!」と思えば、そう簡単に異性にのめり込んだりもしないでしょうし、「この人とはやっていけない」と思えば、焦る気持ちがあっても、その相手に執着しない勇気を持てることでしょう。

まずは、「くれない族」「もらおう族」をやめること。そして、できるだけ心に余裕のある人に成長し、「あげよう族」「ありがたい族」になっていくこと。そうすれば、きっと恋愛の好循環が起こり始めると思います。思い当たる部分がある方は、来年はぜひそのような境地を目指してみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)
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この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事多め。発言小町の相談コラム『恋活小町』担当。文芸・カルチャー・エンタメ方面を日々遊歩しております

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