「輝いているわたし」になるために必要な考え方とは

「輝いているわたし」を手に入れるのは、なかなか大変なことだろうと思います。
まず、自分が「これは!」と思える仕事に出会わないといけないでしょうし(彼氏の世話をするという仕事も含めて「これは!」という仕事、ということです)、その仕事のなかで「自分の居場所」を確保しなくてはならない……。ああ大変。
でも、もっと簡単に「輝ているわたし」を手に入れる方法があります。

目次

誰かに輝かせてもらえばいい


すごく単純な話、誰かに輝かせてもらえばいいということです。
彼氏に輝かせてもらうとか、仕事仲間の誰かに輝かせてもらうとか、そういうことです。つまり、「この人を輝かせてあげたい」と思ってくれる人をまわりに置いておくといいということです。
女王様がシモベの者をまわりにハベらせておくという、マンガのようなことではありません。

たとえば、あなたが「この人を輝かせてあげたい、この人にはいつも輝いていてもらいたい」と思える人って、誰なのか? を考えてみると、答えが出てきやすいでしょう。

たとえば「いつも会うたびに、あなたに元気をくれている誰か」に対して、あなたは「この人にはいつも輝いていてほしい」と思ったりしませんか?

いつも元気でいればいい


つまり「いつも元気でいれば」自然と人が寄ってきます。寄ってきた人は、あなたから元気をもらうわけですから、あなたに感謝します。そしてまた会いたいと思います。また会って、パワーをもらいたいと思います。心のなかで「明日もあさっても、この人には輝いていてもらいたい」と思います。
すると自然と、あなたは「いつも輝いている人」になります。

自分磨き?


自分磨きとか、自己啓発とか、いろんな「輝く方法」があるわけですが、結局のところ、人は元気で笑顔でいさえすれば、自然と輝くようにできているのではないか? ということを、多くの輝いている女子たちを取材して感じます。

いつも元気で笑顔でいる、ということは、そのままの自分を認めている、つまり自己肯定できているということが前提でしょう。
だから、まずはなんとしても、自己肯定できるような仕事を探すことでしょう。仕事って、彼氏よりも「時間が食われる」ので、自己肯定の物理的なベースは、おそらく恋愛よりも仕事でしょう。
自己肯定できるような仕事にありつくことができれば、自然と元気に笑顔で暮らせるようになるはずです。

すると「そのままの君が好き」と言ってくれる人がまわりに増えて、そのなかから彼氏が見つかるかもしれません。彼氏が見つかり、その人がよき理解者になってくれれば、あなたはもっともっと輝きを増すはずです。

卑近な例を挙げると、テレビのなかでいつも輝いているように見える芸能人って、芸能人だから輝いている(無理に輝かせている)という人だっているはずですが、優秀なスタッフがたくさん取り巻きにいるという事実があります。
輝きが輝きを呼び寄せて、二乗、三乗並みに、輝きが増幅されてゆく好例でしょう。

輝いているわたしを手に入れるには、「どうやったら周囲の人に輝かせてもらえるのか」を考えたほうが楽しいということです。
歯を食いしばって、食うものも食わず努力をすることも大事ですが、「いつも笑顔で、誰かに元気をあげる!」。
これを意識するだけで輝けるのなら、安いものだと思いませんか?
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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