彼氏いない歴何年? 「久しぶりに彼氏ができた」女子がやりがちな痛い失敗

「恋をするのが初めて!」だとか、逆に「彼氏なんてこれで何人目か覚えちゃいない」という場合はまだいい。

一番の問題は「初めてではないけど、超~久しぶりの恋」というケースではないだろうか?“間のあいた恋”は「初心者だから仕方ないよね」……と相手は寛容な心では受け止めてはくれない。
犯したミスは見逃してもらえず、痛い女のレッテルを貼られかねないのだ。
そんな「久しぶりに恋する女子」がやりがちな失敗を男性側から語ってもらった。どうか似たようなミスをしないようにしていただきたい。

目次

1.「ムダ毛の処理を忘れてる」


「何度かデートした彼女とお互いイイムードになって、いざホテルで服を脱がせようとしたら……。何と彼女のワキにふっさふさの毛が(笑)。思わず俺が手を止めてしまったら、彼女『ご、ごめんなさい……』って真っ赤になっちゃって……俺も苦笑いするしかなかったけど、当然ムードはぶち壊し。俺のことを『学生のとき以来、数年ぶりの彼氏』って言ってたから、忘れちゃってたのかなーとは思うけど、かなりガッカリしたことは否めない」(20代・テクノロジー)

……「久しぶりに恋愛する女子」にとっては想像するだけで身もすくむような失敗談ではないだろうか。長く彼氏がいなければ体の細かい部分のケアが怠りがち……なんてことになるのも自然の摂理。
「服で隠れてるから別にイイよね~」などと油断せず、男性にいつ求められても大丈夫なように“全身ピカピカツルツル”を心がけよう。

2.「なんか我が強い」


「コレは女性だけじゃないだろうけど……“長いことひとりで過ごしてた人”って自分でなんでも決めることに慣れてるから、我が強くってワガママなんだよね~。『デートなんて何年もしてない』って女性ほど、食事するレストランや行き先を勝手に決めちゃったり、ちょっとでも自分の意に添わないことがあると『……え?』って急にムスッとなっちゃったり……。自分はソレがイヤなのでスレてなさそうな若い子とばっかり付き合ってます。あの“自分の思い通りにならないと不機嫌になる”ってゆ~のマジ勘弁して欲しいよ」(30代・営業)

……長いこと恋してない女性にとって、耳の痛~い声がコレ。
”男ナシ・ひとりで生きてゆく!“となるとさまざまな決断をたったひとりでしなければならない。当然意志も強くなければ前に進めないし、時には非情な決断をしなければならないことも……。けれどソレを「久しぶりの恋」に持ち込むのはご法度。「恋はふたりで作り上げてゆくモノ」ということを忘れず、デートは“彼との共同作業”と心得よう。

3.「メールやLINEがビミョー」


「『しばらく彼氏がいなかった子』からのメールってな~んかビミョーな感じが多いですね。すんごい深夜に『相談したいんですけど……』とかいう重い長文メールが来ちゃったり……、かと思えば翌朝『ゆうべのアレはごめんなさい、忘れてください。てへ』みたいなLINEが届いたり……。ちょっとコミュ障なの? みたいな(笑)。別に恋に慣れてない子がキライってワケじゃないんだけど、こっちが返信をためらうようなメッセージは控えて欲しいな」(30代・事業統括)

……「恋の長いブランクありの女子」にとっては穴があったら入りたくなるエピソードではないだろうか? 久しぶりの恋では気持ちのアップダウンはどうしても激しくなる。はしゃぎすぎてしまったり、逆に「あの人に嫌われたらどうしよう……」と自信がなくなって不安になりすぎてしまったり……。
けれどそのテンションのままのメッセージをぶつけられても男性は対応に困るだけ。
彼に逃げられないためにも、メールは一呼吸おいて見返してから送るべきだ。

久しぶりの恋に必要なのは「開き直り」


しばらくぶりの恋でしがちなミス……いかがだっただろうか?
服やメイクだけは力を入れたのに女としての見えない部分の身だしなみをうっかり忘れてた、彼を想うばかりに長文メールを送ってしまった、デートで自分が仕切ってしまった……などなど。

しかし失敗をふせぐためには、「ある程度のミスは仕方ない」と開き直ることだ。
「やっと彼氏ができた!」と気合が入ってしまうだろうが、その「入れ込み」こそ思わぬ事故のモト。長いあいだ「していなかった」「してこなかった」のだから上手に立ち回れるハズなどない……。
それなのに「パーフェクトにやらなきゃ!」と意気込みすぎると思わぬ事故が起こってしまうのだ。

“ブランクのある恋”は“ペーパードライバー”と同じ。
他人を巻き込むことだけは避けなければならないが、自分のクルマだけが傷つくのならばある程度「しょうがない」部分もあるのではないだろうか?

大切なのは「あなたと彼がふたりの時間を楽しむこと」
それ以上に大事な項目などないハズだ。失敗をやらかしてしまった時には心から恋人に対して謝罪をし、素直に打ち明けよう。

「習うより慣れろ」という言葉もある。
リハビリや練習ナシでいきなり完璧を狙うことなど難しい。
運転も恋愛も、勘を取り戻すにはとにかく場数を踏むしかない。考えすぎるより行動して「長いブランクのあとの恋」を堪能してほしい。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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