今の彼は大丈夫? モラハラ男から逃げるための対策

前回の記事では、「結婚・入籍などしてしまう前にモラハラ男を見抜く方法」についてお知らせした。けれど現在進行形で、モラハラ彼氏と付き合ってしまっている、あるいは「彼がそうかも……」という疑いに苦しんでいる人もいることだろう。

たとえ婚約などしていなかったとしても、「彼とうまく別れる自信がない」「ヒドイことをされそうで、どう別れを切りだしていいのかわからない」という女性の嘆きも聞かれる。今回は「モラハラ彼氏に捕まってしまったあとの脱出法」である。

1.何も言わず黙って逃げる!


・「めちゃくちゃ嫉妬深い彼の異常ぶりに気付いたのは同棲したあと。それまではすごく優しかったのに、彼の部屋に私が荷物を運び入れ同棲生活が始まった途端、私の自由は奪われた。『どこに出かけるんだ?』『まさか男と会うんじゃないだろうな?』と質問攻めにされ……しまいには喧嘩になって、私の携帯まで折られた! 日に日にエスカレートしていく彼の束縛に耐え切れず逃げる決意をした。そして彼の毎日の出勤時間と帰宅時間を記録し、確実に彼がいない時間に極秘で引越しを決行し無事に成功! 彼はそのあと狂ったように私を探したらしいけど、友人知人も協力してくれて私の新住所はバレずに済んだ。もうあんな騒ぎは二度と繰り返したくない……」(30代・看護師)

――残念ながらモラルハラスメントの男性を更生させるのは難しい。それは女の愛云々でどうこうできるものでもない。モラハラは彼自身の心の問題であって、“あなたの問題”ではないからだ。モラハラに対する専門家たちの助言は「とにかく接触するな」ということで一致している。別れたい理由を理路整然と述べたところで、彼らが聞く耳を持つことなどない。
「別れ際の人としての礼儀」なんてものは彼らには絶対に通用しない。だから黙って逃げることは、モラハラ彼氏との別れに関しては「大正解」なのである。
気づかれないよう、ひたすら逃げに徹すること……。それがあなたの心身を守る最良の方法なのである。

2.反論してみる!


・「『お前は何も分からないから』『お前はものを知らないからな』が口癖の彼氏。その割に自分はあきらかに知ったかぶりをする。聞きかじって覚えたことや、生半可な知識を聞かされることに私はいつもうんざりしてた……。ある日彼が慣用句を間違ったのをキッカケに『それは違う! ○○だよ』と思い切って反論してみた。そしたら『はぁ? バッカじゃねーの?』とお決まりの罵倒が飛んできたけど、スマホの辞書で調べたところ私のほうが正しかったことが判明! 動かぬ証拠を突きつけたら、さすがに彼もちょっとひるんだ(笑)。その後しばらくは知ったかぶりも減ったけど、こんなつまんない男といるのはほとほと馬鹿らしいと思っている」(20代・通信)

――モラハラ男は「一度格下と認めた存在にはなにをしてもイイと思っている」フシがある。ならば彼らからの被害を減らす方法は、「あなたが格上になってしまえばよい」のである。知力体力腕っぷしなど、なんでも良い。「コイツには敵わない」と思った相手にはヘコヘコするのもモラハラ男の特徴だ。体を鍛えるのも良いし、ケンカ術や話術を磨くのもよい。彼らに言いくるめられないだけの気力体力を失わないようにしよう。

3.徐々に距離を置く!


・「私の彼氏は“普段おとなしいのに、いきなりキレる系”。そのキレっぷりはハンパじゃなく、モノに当たり散らしたり、普段は絶対使わないような汚い言葉をさんざん吐き散らす。『この人二重人格?』って疑うくらい……。でも『すぐに別れて!』なんて言ったらまたキレられて何されるか分からないから、少しずつ距離を置くことにした。まずは私の情報を流さなくして、会話は無難な世間話程度に。『会えない?』って言われても『仕事が忙しくて、ごめんね~』っていろんな言い訳して誤魔化したり……。メールが来ても徐々に返信の本数を減らし、だんだん無視していくことをきめこんだ。そうしているうちに奴は若い女と浮気してくれてあっさり別れられた(笑)。その女の子には悪いけど……」(30代・電子機器)

――こちらがずっと平静な態度を取り続けることで、相手の“ミス”を誘うパターンがコチラ。女を下に見る男たちは蛇のような執念深さはあるが、自分の欲望を押し通すことに慣れた彼らは決して「我慢強い」ワケではない。彼らはこちらが冷静な態度を取れば取るほど激昂するが、そこでこちらが怖がらずに毅然とした態度で無視を決め込めば自滅行為に走ることが多いのだ。
最後に勝つのは冷静な機転である。「すぐに別れるのが怖い」女子はこの方法から試してみよう。

難ありの男からは「どうあっても逃げる」と覚悟を決めるべし


モラハラ男からの脱出を企てるとき何よりも重要なことは「どれだけ時間がかかっても、彼からは絶対に逃げる!」と覚悟を決めることである。
モラルハラスメントをする男性はほとんどの場合一生なおらない。彼の歪んだ人生観を正してくれるような都合のよい出来事など、そうそう転がっているものではない……。女を不幸にしかしない男というのは現実に存在するのである。

「私にも悪いところがあったのかもしれない」
「やり方を変えれば彼は変わってくれるかも」
「別れるならせめてキレイな別れ方をしたい」
……そんな“情け”や“良識”が対モラハラ男には命取りになる。彼らにまっとうな理屈などは通用しない。もしも運悪く被害に遭ってしまったら、あなたも非情になりきりある意味“鬼”にならない限り、彼らからの解放などは望めないのである。
いくら暴言を吐かれたとしても冷徹なほど断固とした態度をとる……。それだけが彼らから逃れる唯一の手段なのである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニスト 大手ポータルサイトにて数々のコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題は得意。文章セミナー、婚活セミナー講師も務める

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