恋人候補から外されるのはなぜ? 絶対友達止まりで終わる「○○な女」

「オマエって友達としては最高なんだけどなあ~」
……そんな言葉を残して仲の良い男友達は次々と別の女性を選び、去ってゆく……。
この手の経験がある女性は“永遠に友達止まりの女”としての烙印を押されかねない危険性を持っている。

今回は男性たちに「友達止まりの女と彼女にしたい女性の違い」をリサーチしてみた。

目次

1.「面白すぎる女」


「友人のA子は飲み会やコンパには欠かせない盛り上げ役! 『私、歌いまーす』って率先して歌って踊ってくれるし、芸能人のモノマネなんかも得意でいつも注目の的。すごくいい子で一緒にいるとマジ楽しいんだけど、彼女にしたいとは思わない……。申し訳ないけど『え、そこまでするの?』『女捨ててる?』って感じちゃうことも実はアリ。他の男もそうみたいで、お笑い芸人のようにサービス精神旺盛な女を彼女にしたい……という話は一切聞かない」(30代・IT)

――テレビに登場する女芸人は男性からモテている場合もあるだろう。けれど「ど素人の女芸人風」は通常男性陣から「恋人としてはムリ」という目で見られてしまうことが多い。ポイントは「女を捨てた言動を取っていないか」「自虐ネタが過ぎて痛いレベルになっていないか」の2点。
「彼女」として見られたいのならばやはりその過剰なサービス精神は厳禁。表面上ではウケたところで男性はこのように「あーあ、そこまで体張らなくてイイのに……」なんて思っているのだ。

2.「デキる女」


「恋人の1人や2人いたっていいのに、社内で一番の美人である俺の上司にはなぜか寄りつく男がいない。入社以来総合職ひと筋、仕事もメッチャできてバリバリ出世街道を進む彼女だから、“年下の男”なんて~のが彼女に憧れててもおかしくない。でも会社の人間との飲みの席でその上司の話になって『いや~、○○さんは恐れ多すぎて……』『あそこまで有能な人だとねえ~』『デキすぎる女にうかつなことはできない……』だとか、みんな女性としては一切見てない感じ。かくいう自分もそうだったと気づいた。“女性”というより“畏怖”の対象なんですよね。きっと」(30代・イベント)

――「美人で有能な女性には近寄りたくない」という男性の本音には注目すべきモノがある。男性はスキのなさすぎる女性、もっと正直に言えば「自分よりデキる女性」を本能的に避ける傾向があるのだ。
「この人は俺の手に負えない」と彼らが感じた時点で、その女性は“対象外”となる。あなたが仕事のデキすぎる優秀な女性ならば、ここはひとつ「私生活ではちょっとスキあり女」「プライベートでは失敗をやらかしてる」なんて部分をみせつけるといいだろう。

3.「口数の多すぎる女」


「知人から紹介されたB美は俺好みのルックスの可愛い子。聞けば料理も上手いみたいだし、お店でお金を出す場面でも『大丈夫ですか~?』ってさりげなく気遣ってくれるし、最初はもう“理想の嫁キターーー!”って感じだったんだけども……。何度か会ってみて付き合うのはやっぱムリかなって。理由は彼女が“喋りすぎる”ことがネック。デートの時に平気で2時間3時間喋り続けられるバイタリティにはホトホト感心するけど、ベッドの中でまでペラペラペラペラ話されるのは勘弁! あと口数同様、SNS投稿が頻繁すぎるってゆうのも引く。なんていうか……そう、“信用できない”んだよねえ……」(30代・品質管理)

――男だって”女はというものはそもそも話が長いもの“女はお喋りが好きな生き物”なんてことは分かっていても大事なのはTPO!!
場の雰囲気やその時のシチュエーションに合わせた会話内容や口数、話すスピードが非常に大切だ。
男性は「喋りすぎる女」を「秘密を守れない女」として捉える。
そんな女を男性は決して彼女や妻にはしない。「恥をかかされること」を何よりも嫌う彼らは、「公衆の面前で余計なことまで喋りそうな女」を本能的に警戒し、「コイツは彼女にはならない!」と認定してしまうのだ。
「しゃべり過ぎ」あるいは「SNSに投稿しすぎ」の女性は「コイツ、いつか俺のなにかをバラすんじゃね?」と思われてしまうのである。

友達止まりの女は、なにかが過剰な女


男性が「コイツとはそういう関係になれない」と感じる女性の特徴をひとことでまとめると、「過剰な女」ということに尽きるのではないだろうか。

なにかが「足りない」のならばまだ良い。仕事を遂行する能力が足りない、運動や運転能力が足りない、知識が足りない……。そんな足りない「欠点」ならば男性が「しょうがないなぁ」と可愛く感じてくれる可能性がある。
けれどそれが一点だけ「あふれ出るほどのなにかがある」ということになると、男はその女を持て余し、投げ出してしまうのだ。

あなたの周りをみてみてほしい。
なにかに“異常に情熱を注ぐ”女性たちを……。
恋愛欲、世話好き、キャリア・資格、地位名誉・出世欲、ダンスやヨガ、美容やエステ、自分磨きなど……など、なんでもよいが「過剰なほどのエネルギーを持つ女性」というのは男性たちからなんとなく敬遠され、ウザがられていないだろうか?

「いつも友達止まりにされてしまう」女性は「何かがすごく過剰になっていないか」をチェックしてみよう。

男は「コイツは俺には合わない」「この女を俺はコントロールできない」と思ったその瞬間から、女を「恋愛ターゲット」から外すのだから……。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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