大事なのは”好きの量”よりも相性? 受け身男子を好きになったら…【漫画】
女子の方からデートに誘ったり告白したりするのもそう珍しくない昨今、受け身男子もけっこうな勢いで増えているのではないでしょうか。
テレビを見ていると、出ている人の印象が10年前とはずいぶん変わったなぁと感じます。サッカーでは、あれだけいた茶髪や長髪の俺様タイプはなりをひそめ、黒髪短髪のあまり特徴がない選手がピッチの大半を占めるようになりました。俳優でも、ちょっと前までは木村拓哉や福山雅治のように、見た目は中性的でも中身は男っぽかったりしたものですが、現代のそれは内実一致と言いましょうか。女の子にアプローチして拒否られたら、すぐ手を引いてしまいそうな、そんな『風にゆれる柳』のような男子が増えている気がします。
あなたがもし、そんな受け身男子を好きになってしまったら。
早めの段階で、自分がそのタイプの人とやっていけるのかどうか、見極めた方がいいんじゃないでしょうか。
ここが合わないとずーっと辛い思いをすることになるので。追いかけることや世話を焼くことが好きな人なら問題ないでしょうが、受け身な女子が受け身な男子を好きになってしまったら、かなりしんどいと思います。持てる力をふり絞ってなんとかつき合うことになったとしても、そこで終わりではなく、その先が待っているのですから。
受け身男子のもうひとつ難しいところが、「天然なのか、その状況に対して受け身的にふるまっているのか、よくわからない」というところです。
よく聞くのが、「気になる男性を食事やイベントに誘うと必ず来てくれるし、その場では楽しそうにしている。でも向こうから誘ってきたり、連絡をくれたりということはない」というケース。おそらく相手の女子のことは嫌いではないし、食事するのもやぶさかではないけれど、恋愛感情までは持っていないのでしょう。ただなんとなく心地よい距離感をキープしている、という状態ですね。恋愛に発展する可能性があるのか否かわからず、ヘビの生殺し状態にされている女子も多いのではないでしょうか。
実はそんなとき、リトマス試験紙のように判断できるワードがあります。相手の気持ちではなく、自分の気持ちを判断する方法ですが。
それは受け身な男子が別れ際に言う「また誘ってください」というひと言。
(実際に言われたことがなかったら、想像してみてください)
ここで「うん! また誘うわ♪」と、思ったでしょうか? ならばあなたは受け身な男子とやっていける人。
「えーまたこっちからアクションしなきゃいけないの? どこまで受け身なんだよ……」と、萎えるような気持ちになってしまったでしょうか? だったらかなり負担に思っている証拠(漫画『モテキ』でもこういうシーンありました)。
実は筆者も昔こういうことがあり、「あ、この人とは無理」と直感的に思ってしまい、泣く泣くさよならしたことがありました。好きの度合いよりも、相性の方が大事だな〜と悟った瞬間です。
(アオノミサコ)
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この記事を書いたライター
アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。