”カワイイ”が許されるのは何歳まで? 男性の許容範囲のボーダーライン

いくつになっても女子は“カワイイ”が大好き。
キュートなモノに年甲斐もなく引きつけられ、ついカワイイ小物や服を買ってしまった……またはカワイイアイドルの仕草や口癖などをマネてしまった……なんて経験を持つ人もいることだろう。

だが、この「カワイイ女子」、男性側からするとけっこう評判が悪いことがこのたびのリサーチで判明した。特に「美少女以外のカワイイ系ファッションや仕草はイタイ!」「年増女のブリッコは最低」と感じる男性が圧倒的多数!(※“年増”とは娘盛りの過ぎた女性のこと。往々にして30歳を過ぎた女性を指し示すことが多い)。
果たして「カワイイ」は一体いくつまで許されるのか……その“限度”を探ってみよう。

目次

1.25歳


・「リボンやレース・フリルの服や、白やピンクの可愛い小物も、美少女が持っていれば萌える俺だけど(笑)、25歳以上の子ではちょっと引くなぁ……。『いつまで若いと思ってんの?』『学生時代から時は止まったまま?』って見る目が厳しくなっちゃう(笑)。幼稚な女にしか見えない」(20代・インフラ関係)

・「『ええ~そんなことないですよぅ~』とか、舌っ足らずな喋り方をしてる子は遊びで付き合うならともかく、恋愛対象としてはまず見ないですね。社会人になりたてならともかく、20代半ばを過ぎてもそうってことは、彼女にしたらコッチが恥をかきますから。“男にかわいく甘えてればモテる”なんて考えがミエミエの女なんて、表面上はチヤホヤしてても、まともには相手にしませんよ」(30代・講師)

――「かわいこぶった態度や仕草がギリギリ許されるのは20代前半まで……」と思う男性が多いと分かる内容である。二つ目の男性の意見の「まともな相手にはみられない」という意見には重~いものがある。
男ウケがいいからと、いい気になって語尾を伸ばしまくって喋ってると、男に弄ばれて終わってしまう危険性もあるのだ。

2.29歳


・「20代のうちなら“カワイイ系”や“ぶりっこ”も許されるんじゃないかな? よくゴスロリファッション好きの女性がいるけど、30歳を過ぎちゃうとキツイ! 顔は老けて、体型だって絶対緩んでるのに、服だけロリって……なにか見てはいけないモノを見てしまった気分になるよ(笑)。人の服の趣味やセンスは好き勝手かもしんないけど、見せられるこっちの身にもなってほしいなぁ」(30代・金融)

・「赤ちゃんや動物を指さして『わぁ~~~カワイイ~』を連呼しまくる女がものすごい苦手。ソレってただの『小さい子供や動物をかわいがる私って愛らしくてカワイイでしょ?』っていう自分上げアピールだよね? 若くてカワイイ女子がやるならまあ許せるけど、30歳の女にそんなことされたら殴りたくなるかも(笑)。前デートしたアラサー女性がまさにそのタイプで……。もちろんデートは一度だけでそれっきり」(30代・メーカー)

――「せめて20代までなら許す」……を選んだ男性でも、「ホントはコレでもだいぶおまけ」をしてくれているのであり、心の底では女の「ぶりっこ」を歓迎などしていない。
10代の美少女にならばビンゴのファッションや行動も、年齢を重ねたアラサー女がやれば痛々しいだけ……。“年齢に見合った知性と落ち着きを!”というのは全男性の願いであるのだろう。
男に気に入られようとするあまりにデートの際「年にそぐわない行動」を取り過ぎないよう注意しよう。

男たちが年増オンナの“カワイイ”を嫌うワケ


男性はかわいらしい女性に弱い……とはよく言われることだ。事実、合コンや飲み会などでも、いちばんモテるのは顔立ちが整った美女よりも、なんとな~~く「かわいらしさを持った人」、「愛くるしい雰囲気が醸しだされている女性」……ということはあなたも知っているだろう。

けれど「真に可愛らしい人」と「可愛さをエサに男性から何らかの利益を得ようとする女」は異なるのである!
後者は自分を“守るべき者””弱い立場の者”と見せかけることによって、男性からの庇護や愛情、場合によっては金銭などを引き出そうとする……。
男性はその見せかけの「媚び」にこのうえなく敏感な生き物なのだ。

「この女、かわいこぶって甘えてくるけど俺に何をして欲しいワケ?」
「これだけ俺に媚びてくるってことは、絶対他の男にも同じことやってるよなあ……」

……年甲斐もなく“カワイイアピール”や“幼さ”を見せつけてくる女性に対して、男たちは本能的にそんな警戒心を抱く。それは彼らに与えられた自分の身を守るためのアラームであり、そのセンサーに引っかかったら最後、あなたは真面目に付き合う彼女候補になどならないのだ。

「カワイイはウケる」「かわいこぶれば許される」という考えは捨てよう。

たとえ華やかでなく目立たなくとも、「年相応のちゃんとした振る舞いができる女性」こそが、マトモな男性たちからマトモな態度で相手にされるのである。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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