独身主義男子が急増中! 「いつまでたっても結婚してくれない」独身主義者の見抜き方

「ごめん、俺、誰とも結婚する気、まったくないんだ……」

男というものは“女にとっての一大事”を平気で隠したまま、いけしゃあしゃあと女との交際を続けられる生き物である。
こちらは本命として何年も付き合ってきたのにあとから「オレは独身を貫く」なんてことを知らされてもどうすることもできない。

今日のコラムでは「実は独身主義者の男性」を見抜くポイントをまとめたので、結婚したい女性は時間をムダにしないためにも活用してほしい。

目次

1.時間と給料を趣味につぎ込む男


「服や車、フィギュアや鉄道模型の収集とかなんでもいいけど……。『趣味にお金を掛けすぎる男性』は要注意です! 前付き合ってた男性はものすご~い“鉄オタ”で、休みのたびに私を放って電車に乗りにいっちゃう人だった。それでも収入はいいし仕事も安定してたから寂しさをこらえて付き合ってたんだけど、ある日『結婚しても今の生活を変えるつもりはない』『嫁さんにするなら僕と同じスタンスの人』って言われてもうこりゃダメだと……。そういう人の“今の生活を変える気はない……”人に関わるだけ時間のムダだと思った」(30代・広告)

――“一点集中型でなにかにのめり込んでいる男性”“趣味にかなりのお金をつぎ込んでいるような男”というのは、たとえ本人が気付いていないにしても「潜在的独身主義者」である。
彼らは人並みに「結婚? うん、いつかはするつもり……」「俺も家庭は持ちたいと思ってる」などと口走るが、それに騙されてはいけない。彼らが一番に愛しているのは「俺の時間」や「趣味」であり、それをジャマしない「都合のイイ妻子」でなければ欲しくないのだ。休日はいつもどこかに行ってしまうなどの行動が見られたら、たとえ結婚できたところで彼の趣味の次……「セカンド」になる覚悟をしよう。

2.自分の部屋に女を入れない男


・「元カレはかなりクールな人で、自分の“エリア”に私を入れてくれない人だった。デートはいつも私の家。『たまにはあなたの家にも行きたいな~』って言っても『汚いし狭いから来てもいいことないよ』と返されるだけで……。
それに彼はお酒が好きでよく行きつけの居酒屋に行ったり、男同士でつるんだりすることも多かったんだけど、私が紹介されることは一度もなかった。最初はそういう女にクールでつれないところをカッコいい!と思っていたけど、だんだん淋しくなってきて……二年付き合ってお別れしちゃいました」(20代・企画営業)

――この男性のように、「付き合ってからも女を部屋に入れない」「互いの友人・知人と関わりを持ちたがらない」男というのは要注意である。彼らは「女に自分の生活圏を荒らされたくない」「女を自分のふところに入れたくない」と思っている。しかし自分のテリトリーには入れたくなくともエッチはしたいので美味しいところだけつまみ食いし、後片づけもせず自分の“エリア”に戻ってゆく……という、なんとも合理的な独身主義者なのである。
なかなか「自分の守備範囲に入れてくれない男」は「女の体だけ欲しくて意識的に非婚主義を隠そうとする男性」ともいえる。

3.「そんなことする必要ある?」が口癖の男


「私の彼の口癖は『そんなことする必要ある?』『なんでそうしなきゃならないの?』。おかげで私の『~しようよ!』『○○してみない?』っていう提案は、いつもことごとく潰されてきた……。理系で頭のまわる人だから、最初はいちいち凹んでたけど、そのうち“コイツはただものぐさなだけなんだ”ってやっと気づいた。近いうちに別れるつもり」(20代・オペレーター)

――「そんなことする必要、あるの?」をたびたび口に出す彼は理論派ではなく、ただ「女のために指一本動かしたくない」「人のために何かをするなんてあり得ない」のである。彼らは巧妙に理論武装しているだけで、ただ単に誰かのために動くのが「面倒くさい」のである。他利の精神などこれっぽっちもない。
こんな彼に「結婚しようよ!」と迫ったとしても返ってくる返事はもちろん「どうしてそうする必要があるの? 変える必要などないよ。今のままでオレは充分居心地いいんだから……」と言われるのがオチ。
面倒くさい結婚の儀式、親や親戚の顔合わせなど彼らには無縁なのだ。

独身主義の男は、「変える気のない男」「一ミリも自分を変えたくない男」である!


どれだけ付き合っても結婚してくれない男とは、「かたくなに自分を変えようとはしない男」「変化することを拒絶する男」なのである。

結婚とは変化の連続である。さまざまなものに振り回される。
生活のリズムやサイクル、引越しや環境の変化、または家族の増加……などなど、その時の状況に合わせて対応していかねばならない。人とひとつ屋根の下で暮らすには「柔軟性」「協調性」「応用力」等が必要となる。
好きなときに会えて、好きなときに出てゆける「自由自在の恋人関係」とはワケが違う。
だからこそ、「自分が変わることを激しく拒む男性」「人に合わせることをなかなかしようとしない男性」「断固として自らのスタイルやパターンを変えない男」というのは非婚主義者である確率が高い。
彼らは自分が「変化に弱い」ことをよく知っている。
女に深く踏み込まれ、逃げ出せない状態になることを恐れているのだ。

……あなたよりも何よりも“自分の生活”を愛している「独身主義の男」とはいくら付き合っていても先などない。

己が変わらなくては成り立たない結婚生活など彼らには必要ないのだから。
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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