目指せほのめかし上手! "好き"を上手にアピールしたいときのコツ

好きな人ができたけど、いきなり告白はできないし――。そんなときは上手に好意アピールをしていきたいもの。しかし、引かれたり、気まずくなったりしないくらいの上手なアピールって意外と難しいですよね。好意の“ほのめかし”上手になるヒントをご紹介します。

目次

恋愛感度の「鈍い」相手には、強めのアピールを!


世の中には、ちょっとしたアピールでも好意を感じ取る(勘違いも含む)敏感な人もいれば、かなり鈍く、なかなか他人の好意に気づかない人もいます。敏感な人に対しては出しすぎないほうがベターですし、逆に鈍感な人に対しては、出しすぎるくらいでないと効果が出ません。人によって“恋愛感度”は違うので、相手によって調整していきましょう。

注意したいのは、好意アピールに相手が反応しないからといって、「鈍いタイプに違いない!」と思い込んでグイグイ押しすぎること。あえて「気づかないふり」をされている場合もあるからです。相手が異性の好意に敏感か、鈍いかの判断基準は、(1)恋愛経験が人並み以上かどうか、(2)同性と恋の話題を多くしている様子かどうか、(3)人間関係での距離の取り方がうまいかどうか――などが参考になるでしょう。恋愛経験が多かったり、なんだかんだと異性の話をしている機会が多そうだったり、全般的に職場等での人付き合いがうまかったりする人は、異性からの好意に鈍くはない可能性が高いと思います。

好意を出す加減を調整できるようになろう


さて、“ほのめかし上手”になって恋の勝算を上げるには、好意を出す加減をコントロールできるようになるのが理想です。不得意な方は、以下のような段階を意識するといいかもしれません。

【レベル1】 言葉にせず、身体表現で表現する程度……例)目を合わせる、よく笑う、手や体が不意に触れても嫌がらない、など。

【レベル2】 「社交辞令」と受け取れるくらいのライン……例)「またご一緒しましょう」「私そういう人、嫌いじゃないです」「眼鏡がよくお似合いですね」など。

【レベル3】 「人として好意がある」と受け取れるくらいのライン……例)「今日は精一杯、おしゃれしてきたんですよ」「Aさんの話は面白いから、もっともっと聞きたいです」など。

【レベル4】 「異性として意識していること」が分かるライン……例」「Aさんとなら二人で行きたいな」「今年買ったのは、このチョコだけです」など。

【レベル5】 明確な好意が分かるライン……例)「ずっと一緒にいたいです」「付き合いたい」などの明確な告白や、それに近い言葉。

最初はレベル1から入り、嫌がられなければ、レベル2くらいで反応を見る。ここで既に相手が困惑しているようなら、しばらく何もせず、相手が取ろうとする距離感を冷静に測ってみましょう。レベル2を好意的に受け止めてくれる反応があれば、レベル3、4と徐々に踏み込んでいく。レベル4を出したときに「相手が少し引いたようだ」と感じたら、深追いせず、すっとレベル1〜2くらいに戻して時間を待ちましょう。こういった感じで好意を出す加減をコントロールできるようになれば、恋愛を比較的上手に進められるようになってくると思います。

最後、レベル5の告白に至るときには、お互いの好意が相当に高まっている関係になっているのが理想ですよね。最初からレベル5を出しても成就するケースがないわけではないですが、相手がよっぽど恋人が欲しいとか、最初から相当にこちらを気に入っている……といった場合でなければおそらく難しいので、最終手段と考えておきましょう。

“ほのめかし上手”は恋愛上手。肉食とは言わないまでも、「もっと上手に好意アピールができたらいいのに……」と思っている方は、ぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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