マツコ・デラックスの行動から分析! 美人じゃなくてもモテる会話の極意とは【イラスト】

テレビで見ない日はないというくらい、バラエティー界に君臨しているマツコ・デラックス。
その存在感の大きさと口調がすっかりイメージとして定着していますが、最近ではマツコのネイルが実はキレイで素敵! とネット上で話題になるなど、女子的な視点からも注目が集まりつつある気がします。
個性派にもかかわらずマツコが愛されるのには、もしや私たちも学べるモテ要素を持ち合わせているからなのでは……?
というわけで、マツコ・デラックスの魅力と、そこから学べるモテ仕草・会話術を分析してみました。

目次

おいしそうに食べる。でも感想は正直に


マツコ・デラックスの行動から分析! 美人じゃなくてもモテる会話の極意とは【イラスト】の1枚目の画像

マツコの魅力のひとつは、食べっぷりのよさ。
気取らずがっつくのに、下品ではなく、視聴者の食欲もそそる絶妙なラインです。
そして味を表現するのにも、アイドルのように食べものを褒めるだけではなく、ありきたりな食レポでもなく、正直に感想を言うんだけど、どこか「食べてみたい」と思わせるまとめ方。
このマツコ流テーブルマナーは、デートでも見習うべし。
出されたものを、ただ漠然とおいしい〜と言うだけでは、「ほんとにおいしいと思ってるのかな?」と思われてしまいます。
食い意地が張っていると思われないようにちびちび食べても、なんだかおいしくなさそう。
めざせ、一緒に食事をして楽しい女!

興味がないことにも、まず興味を示してみる


マツコ・デラックスの行動から分析! 美人じゃなくてもモテる会話の極意とは【イラスト】の2枚目の画像

マツコMCの企画には、いろんな話題をもったゲストが登場します。
中にはかなりマニアックな人も。
そんな人とのトークのとき、マツコはうわべだけで「すご〜い」などと言ったりしません。
興味のない話題だったら、「ぜんぜん興味ない」「何それ?」とあえて言う。マニアックなテーマに、ふつうの人が興味を持ちにくいのは当たり前なので、大衆の代弁役になるわけです。
でも、もちろんそこで終わらない。
興味のないところからスタートさせて、自分が興味をひかれていくプロセスを見せていくことで、ゲストも満足させ、視聴者も楽しませるのがマツコです。
飲みの席などで、ぜんぜん興味の持てない話をしてくる男性がいたら、マツコのマネをすべし。
その人には気持ちよく話をしてもらい、その場も盛り上げて、自分のモテ度も上がる、一石三鳥!?ワザなのです。

幅広い雑学をもつ。でも、うんちくをひけらかさない


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本業はコラムニストというだけあるのか、雑学の豊富さ、表現力や教養の豊かさがにじみ出ているのがマツコのトークのおもしろいところ。
でも、お高くとまったエリートキャラでもなく、うんちくキャラでもなく、あくまでも自然にその雑学を活かしているのが、マツコの魅力です。
これは一朝一夕にマネできるスキルではないけれど、まずは意識することから始めてみて。「話してておもしろい人」というポジションと好感度を一気にゲット。
自分の得意な範囲だけでも、語れる話題はあるはず。自分の中にあるそんな情報をちょいちょい挟みつつ、「会話の中で新たに発見したこと」を強調するのがポイントです。
ただの自己主張の強いウザい人にならないよう、あくまでも自分の「知っていること」より「知らなかったこと」を際立たせて。

タメ口を許し、許されるキャラ


マツコ・デラックスの行動から分析! 美人じゃなくてもモテる会話の極意とは【イラスト】の4枚目の画像

マツコ・デラックスという唯一無二のキャラクターは、目上の人や初対面の人に対してタメ口混じりの口調でも、失礼に感じさせない風格があります。
それだけではなく、年下の人がマツコに対してタメ口をきいても許される、親しみやすさを兼ね備えているのです。
それは一般人にはなかなか難しいキャラ作りかも……。
でも、仕事以外の場面では、ガッチガチの敬語より、親しげな口調のほうが愛される感は否めません。
敬意のないタメ口ではなく、愛をもって距離を縮めるタメ口。それを使いこなせるようになれば、マツコくらい人気者になれるかもしれません!
(大石蘭)

この記事を書いたライター

大石蘭
ファッションやガールズカルチャーをメインに、女の子のかわいいを追及するライター兼イラストレーター。ウェブや雑誌のほか、ブランドコラボなど多岐にわたり活動中。

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