仕事中もぬかりなく モテるビジネスメール4つの極意

社内や取引先でちょっと気になる人、誰にでも一人や二人いますよね。ただの仕事相手で終わるか、それとも彼氏になるかは、あなたの普段の振る舞いによって左右されます。

何よりも気をつけたいのが、メール。ビジネス上といえども、やわらかい雰囲気や人柄がにじみでる文面は好感度ばつぐん。モテるビジネスメールの極意を伝授します!

目次

1.語尾は「~ね」「~よ」


ビジネスメールはですます調だからこそ、意識しないと堅くなりがちです。あえてちょっと崩すのが、モテるビジネスメールの第一歩。ただし、文章のテンションが無駄にキャピキャピしている必要はありません。語尾をちょこっと工夫すればいいだけ。もっとも簡単なのは、「~します」で終わらすのではなく、「~しますね」「~しますよ」と、やわらかい言葉づかいを使うこと。

たとえば、こちらから催促する時に、「お願いします」だけだと感情が見えず、怒っているようにみえます。「お願いしますね」と言うだけで、やさしい印象になります。

絵文字やスタンプが使えないビジネスメール、注意すべきは語尾、です。

ただし、場合によっては「上から目線で偉そう」と感じる人もいるので、多用せず、ピンポイントで使ってみましょう。

2.署名はシンプルに!


意外と見られているのが署名欄。ここで女子っぽさを出そうと☆やキラキラのラインを入れて署名を作るのは意外とマイナスポイント。最近はスマホでメールをチェックする人も多く、長ったらしい署名は過去のやりとりを遡るときの邪魔になりますし、ごちゃごちゃしていると「頭悪そう」と思われるかも。

文面はやさしさややわらかさを意識して、署名はあくまでもシンプルにするのが一番。シンプルなライン一本で、会社名、住所、電話番号、名前が書いてあるだけでも十分です。

3.顔文字は奥の手


ビジネスメールで控えた方がいいと思いがちな顔文字は、時と場合によって使うのもアリ。ただし、奥の手として隠し持っておきましょう。多用すると、「遊びじゃないんだよ」と引かれてしまいます。

また、使う顔文字も、特殊文字を使ったかわいすぎる顔文字ではなく、(^^)や(>_<)といったオジサンぽいものを選んで。気になる人から深夜残業の時間帯にメールがきていたら、「遅くまでお仕事だったんですね。お疲れさまでした(>_<)」と一言あるだけで彼の疲れも吹き飛んじゃうかも!?

4.少し親しくなったら「追伸」を使う


会議で雑談になったら、その話題について後日メールで触れると、一気に親しみが増します。そのとき、おもむろに冒頭で触れると、いかにもビジネストークの延長上に見えてしまうので、あくまでも最後にさりげなく触れるのがポイント。「あくまでも追伸」ということであれば、“プライベートのことも話す間柄”という意識がお互いに生まれます。

趣味でジョギングをしているとう話を聞いたら、「追伸:私も最近ジョギングはじめました!」。サッカーが好きという人なら、「P.S. この間の代表戦、すごかったですね」という一言でもOK。それがちょっとしたことでも、相手のプライベートに関心を持っているということを匂わせることが大切です。

仕事を通じて仲良くなるには、ビジネスメールで距離を詰めるのが一番の近道。人事異動や部署替えで新たな出会いが増える季節になる前に、モテるビジネスメールのスキルを磨いてみてくださいね。
(村尾肴)

この記事を書いたライター

村尾肴
ライター。東京都生まれ。「むらお・さかな」と読みます。高校中退後にはじめた出会い系のサクラで、文章を書くことに目覚める。お酒、恋愛、映画、ゲーム、ダイエットの話題が得意。

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