脈ありから本気の関係に進展するための4つのステップ

男性から“脈あり”なアプローチはあったのに、熱心には追いかけてこない。なんとなく“いい感じ”になったのに、なかなか真剣な付き合いに至らない――。そんな悩みを持つ女性は少なくないですよね。脈ありから本気の関係に進展していくために大切な4つのステップをご紹介します。

目次

1.好意を伝えることを、怖がらない


「向こうが本気を見せるまで、こちらも“知人”として様子見をしておこう」「変な好意を出して、勘違いだったら恥ずかしい」といった理由から、好意表現をセーブしがちな人は要注意。脈ありから先に進展しないケースの中には、予防線を張っていることが原因の場合もあります。“相手の好意ありき”な態度をあまりに貫いていると、「隙がない」「手ごたえがない」などと感じられてしまい、もう一歩先に踏み込んでみたいという気持ちにもなりにくいようです。

相手の男性のタイプにも寄りますし、好意を出しすぎると逆効果になることもありますが、好意は“チョイ出し”くらいはしたほうがベターです。「こちらも好意はあるよ、気持ちに応えるつもりはあるよ」という意思は、さりげなく何度か伝えていきましょう。

2.でも、自分だけ先に舞い上がりすぎない


しかしながら、「自分だけ先に舞い上がってしまう」のは絶対NGです。男性の気持ちが温まりきっていない状態で、女性が先に恋に舞い上がっている態度で接してしまうと、関係を後退させてしまうケースが多いです。

相手からの脈ありだと感じ、こちらも好意を見せたところでスムーズに進展しなければ、今すぐにどうにかなる案件ではないと判断して、一歩後ろに下がってみて。冷静に今の距離感をキープしながら、時々はきっかけも作りながら、「最適なタイミング」を見極めるスタンスに変えていきましょう。焦ってアクセルを踏んで失敗するくらいならば、いっそ「一旦は諦めよう」「第一候補からは外そう」などと気持ちを切り替えてしまったほうが、結果的によい流れとなりやすいでしょう。

3.「グレーな期間」を不安にならずに楽しむ


距離感を保っている間は、いわゆる“グレー”な期間とも言えます。この期間、不安にまかせてネガティブに過ごしたり、「都合のいい関係なの?」「大事にされていない!」などと被害者モードや悲劇のヒロインになったりしないことが最も肝心です。グレーな期間は恋愛一色にならないようにして、成り行きを楽しむくらいの余裕を心がけて。「明日もっと素敵な人に出会っちゃうかもしれないし、急いで決めなくてもいいや〜」なんて開き直り、こっちもグレーにしておこう、くらいの心持ちがおすすめです。

そんなふうに器用に気持ちを切り替えられないという人は、「交際が始まったらできないこと」を紙に書いてリストアップしてみましょう。いつやりたかった趣味、行きたかった場所、正しておきたい習慣、理想の休日の使い方……など色々あるはず。「交際前に、そちらを片付けておこう」と決めて、一つずつ取り組んでいきましょう。そうこうしているうちに彼のほうから連絡が来たり、歩み寄りがあったりするかも。リストを実行しているうちに、今グレーな彼より「いいな」と思える新しい出会いだってあるかもしれません。

4.「ダメになってもいい覚悟」も持ちながら、自分らしく接していく


グレーの関係の先、最終的にうまくいくかどうかは時の運。「この人を逃したら、もう後がない」「こんなに好きになれる人はもういない!」なんて思い詰めてしまわず、穏やかに距離を保ちながら、自分らしく相手と接していきましょう。「自分を偽って交際できたところで、長続きしなければ意味がない」なんて考えてみるといいと思います。

女性側から好きになった恋でも、きちんと覚悟と気遣いを持ちながら、余裕を持って自分らしく関わっていけると成就するケースも多々あります。結ばれるまでどのくらい時間がかかるかはケースバイケースですが、「大好きな彼が、私に魅力を感じてくれたらいいな!」なんて心持ちで臨んでいくのがベストではないでしょうか。

以上、4つのステップでした。脈ありから先に進まない恋が続いている、という方はぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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