女子文化にすんなり馴染める男子は狙い目!? 一緒にいて"楽"な相手の見極め方【漫画】

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生まれつきの性別に関係なく、1人の人間の中には「男性性」と「女性性」の両方が存在しています。その割合は人それぞれで、そのバランスによって「男勝り」と言ったり、はたまた「女々しい」と表現したりすることは、みなさんもご存知の通り。

この2つの要素、どちらに偏りすぎていてもよくないようです。行動力や責任感を表す「男性性」、やさしさや包容力を表す「女性性」、たしかにどちらが欠けても物事はうまくいきません。そしてまた、この自分の中の異性をどう扱っているかが、どうやら恋愛に大きく影響してくるらしいのです。

子どもの頃はだれでも中性的ですが、思春期から大人になるにつれて、持って生まれた性を意識するようになります。すると、自分の中の異性に嫌悪感がでてきます。たとえば女性の場合だったら、中学生くらいになると自分の中の男っぽい部分(声が低いとか、胸が平らだとか、可愛げのない性格だとか)をイヤだなぁと感じるようになります。そしてもっと女っぽくなろうと、努力するようになる。これがいわゆる「色気づく」というやつです。

自分の中の異性を必要以上に嫌ってしまうと、当然自分自身を好きになれないので、恋愛に対してあまりポジティブになれなくなります。また、自分の中の異性を嫌うことは、そのまま異性を嫌悪することにもつながります。この心の動きは無意識下で行われるので、自覚しにくいようです。

そんな風にパートナーシップにおおいに関係してくる自分の中の異性ですが、自分の中の男と女が仲よくしていると、その人本来の魅力が輝くようになり、恋愛もうまくいくと言います。(この説はユング心理学に詳しいので、さらなるご興味があれば関連本のご一読を!)自分や相手がどんなタイプなのか把握していると、合うタイプもなんとなくわかってきますね。

たとえば自分の中の女性的な要素を排除しているような、ものすごく男っぽい人は、男勝りな女性を好むことはないでしょう。中性的で都会的なイマドキ風の男子は、やはり性的なものをあまり感じさせない女の子を好みそうですし、男並みにバリバリ働くキャリアウーマンは、プライベートではホッとできる、あまり男っぽくない癒やし系男子を求めそうです。

自分の中の男性性・女性性の分量は、そのときどきによっても変わりますが、「この人といると、なんかラクだな〜〜〜」という相手は、その分量の度合いがピタッときている可能性が高いです。

相手が自分の中の異性をどう扱っているか、そして自分自身が自分の中の異性をどう感じているか観察してみると、新しい発見があるかもしれません。
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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