これをされたら恋は終わり! 女性たちが決めている"スパッと別れる"ルール4選

個人差はありますが、男性に比べると女性は「恋の終わり」の場面で潔く、別れを決めたらスパッと切る傾向がある、なんていわれますよね。中にはさまざまな恋愛経験を経るなかで、「こういうことがあったら(その恋は)もう終わりにする!」という明確なルールを確立していく女性たちも。「先がないとわかっていても、恋を上手に終わらせることができない」という皆さんは、ぜひ参考にしてみては?

目次

1.一度でも「音信不通」をされたら終わりにする


まずは、近年の恋愛の悩みで非常に多い「音信不通」や「連絡スルー(無視)」の問題。「彼氏や好きな男性に突然に連絡を断たれたら、以前は『忙しいのだろう』『何か理由があるのかな』とモヤモヤしながら待っていました」というAさん(32歳)。しかし、いくつかの恋愛を経て、「結局そういうことをする相手とは、長くいい関係を築けることはない」と強く確信したそうです。

それからは「じわじわ傷つきながら我慢するのはもうたくさん。そういうことをする人は要らない!」と決心し、音信不通やスルーがあったらすぐ終わりにしてどんどん次の恋へ進むようにしたところ、今の婚約者に出会えたのだとか。何が正解かは人それぞれですが、「未読・既読スルーする相手に悩む時間は無駄!」と決めてしまうのも、恋愛で幸せになるためのひとつの良策かもしれません。

2.「浮気」をされたら終わりにする


続いては、「浮気をされたら何があっても終わりにする」という意見。そのひとりであるTさん(29歳)は、過去に「一回くらいの浮気なら仕方ないか」と許した経験があるそうですが、それから疑心暗鬼に悩まされたり、彼を責めては自暴自棄になったりと、関係を修復する過程の大変さを実感したそうです。その過程を乗り越えられず結局は破局してしまったため「あの苦労はなんだったのか」「時間の無駄だった」と感じ、それから「浮気が起きたらすぐ別れる」と決意したそうです。

確かに浮気はつらいだけでなく、その後の関係修復もかなり大変ですよね。表面的には許したところで、信頼しあえる関係に戻るまでには時間も要します。交際の段階であれば一生の相手を決める前ですし、幸せを感じられない関係に耐えて我慢する必要はないのかも。それくらい断固とした姿勢を貫いている女性のほうが男性にも危機感を与えられ、浮気心にもストッパーがかかりそうな気がします……。

3.悲しくて泣いてしまう恋は終わりにする


「次は絶対、泣かない恋愛をすると決めている」という意見も。ひとつ前の恋愛が泣いてばかりのつらいものだったというHさん(27歳)は、周りのカップルの話を聞くうちにそう決意したそうです。円満カップルの場合、女性が悲しんでいたら男性側がちゃんとフォローしているし、「ムカつく」とはよく言っていても「悲しい」というムードになることはめったにない……という事実に気づいたのだとか。他人と向き合っていく以上楽しいことばかりではないでしょうが、悲しい涙が多すぎる関係は考えもの。恋愛で涙をするときは、できれば“うれし泣き”のほうがいいですよね。

4.喫煙、借金、ギャンブルをする人は難しい


また「喫煙をやめてくれない人。親族を肺がんで亡くしたので」「ギャンブルをする人だとわかったら好きでも諦めます」「借金癖を理由に別れたことがある。お金を借りてまで何かが欲しいと思わないし、貯めてから買えばいい主義なので無理だと思った」といった意見もありました。金銭的な価値観や生活習慣が合うことはかなり重要だといわれますが、特に結婚を考える場合、この点は見逃せないと思っている人も少なくないのではないでしょうか。

女性は過去の記憶まで蘇って「許せない!」と思ってしまう!?


以前の記事『女性は「別れのルール」を持っている!?』でもご紹介しましたが、男性に比べると女性の記憶は「感情」と強く結びついているため、嫌なことをされると過去の恋愛での怒りまで再び込み上げてきて、一層「許せない!」と強く思う傾向があるようです。たとえば浮気をされたら、前の彼氏の浮気まで思い出して怒りが増大する……ということです。ヒステリックになってしまうはずですよね(笑)。

よく「年齢を重ねるほどに恋愛での理想が高くなる」といわれますが、それは人が経験によってさまざまに「学習」をするためでしょう。「こういう人は自分には合わない」「こういう人のほうが合うみたい」といった自分の傾向がわかってくるのは、決して悪いことではないように思います。無論「あれも嫌、これも嫌」と条件を突き付けているとマッチングは難しくなるでしょうが、最低限これだけはというポイントは知っておいて損はないはず。先がないのにズルズルと付き合ってしまいがちな人は、上記のような恋を終わりにする”自分ルール”について、一度考えてみるといいかもしれません。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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