関係をきっぱり清算! いい関係で別れるためにするべき5つのこと

今お付き合いしている彼とこれ以上付き合うことがむずかしいと思うようになった。
彼のことを「愛してる」「スキ」と素直に言えなくなった。
彼とエッチしたくなくなった。

――”自分を輝かせることができない恋”にはキッパリ見切りをつけましょう。

休日に遊べる彼氏がいないと寂しいとか、次の恋を見つける自信がないから据え置きにするというのは、お相手にも失礼です。愛情がなくなった人とズルズル引きずっていると、女性としてのステップアップもできません。

では、どうやって彼に別れを告げればよい? 下手な別れ方をすると、周りに悪口を言いふらされたり、いつまでもLINEやメールで愚痴を言われたり、逆ギレして大騒ぎされるケースもあります。二人が前向きに違う道を歩けるような別れ方を男性陣(経験者たち)に調査してまとめてみました。

目次

1.別れを告げるXデーのひと月前から予感を与える


昨日まで映画見たり仲良くしていたのに、いきなり「もう会わない」と切り出すとショックが倍増します。寝耳に水の切り出し方はやめましょう。別れ話をすると決めた日からひと月前には、準備に入ります。
頻繁にメールや電話をしない。デートの時はワントーンおさえた話し方をする。「今度は遊園地に行こう」など未来の約束をしない。何か今までと様子が違うと彼に感づいてもらうのです。

2.必ず会って目を見ながら話すこと


別れを切り出す時、メールや電話で別れを告げるのは絶対いけません。別れを決めた方は、楽で迅速に話ができていいと思いがちですが、相手は納得できません。真剣な顔で理由を告げ、今までの感謝の気持ちも伝えます。メール一本でお手軽にすませるなど、マナー違反です。

3.別れの理由は具体的に、それに伴う自分の気持ちとともに話す


なぜ別れたいのか理由を話すときに、やってはいけないのが相手をけなすことです。男性はプライドがありますから、それをズタズタにするような発言は控えます。ほかの男性と比べるのもいけません。「普通、男の人はこうでしょう」「普通、好きなら察してくれるでしょう」など”普通”をふりかざしてと自分の理想を並べながら貶めるのもよくありません。こういうところが辛かった、こういうところが許せなかったと、自分の気持ちを素直に伝えます。

4.相手の言葉も最後まで全部聞く


相手も別れ話に対していろいろ話をしてきます。あやまったり、自己挽回に走る人もいます。その必死の状態を途中で遮ったり、「もういい」と帰ってしまったりしないように。最後まで全部聞いたうえで、それでも別れると告げます。つまり確固として「ぶれない気持ち」を持っていないと別れ話の途中で揺らいでしまいます。覚悟して臨みましょう。

5.お互い新しい道を行くんだ! と言いたくなる素敵な場所を選ぶ


 Xディはどこで迎える? 会社帰りの夜、混んでいる飲み屋やそっけないカフェで切り出すのはおすすめしません。さわやかな日中、話が終わった時点で青い空が見え、木漏れ日が降り注いでいるほうが、ダメージが少なくなります。
仕事で疲れている時や、どちらかの体調が悪い日は避けます。
大切な時間を長い間過ごした彼に敬意を払いましょう。カジュアルな普段着ではなく、きれいな格好でメイクもしっかりしてけじめをつける行動をしましょう。

6.別れたら甘えない、曖昧さは切り捨てる


ひととおり話が終わってからも前みたいに甘えたり、「人としては好き」など相手に気を持たせる言葉と態度はNG。キスやセックスはもちろんしてはいけません。時々「最後にもう一度だけ」の人がいますが、気持ちが揺らいでしまい別れにくくなります。必ず最後に「さようなら。今までありがとう」をきっぱり告げて、サッと消えましょう。

実際、彼女と別れた経験のある男性型の意見をもとに、別れ話を切り出すその日に気をつけることをまとめました。くれぐれも「別れても時々会おうね」は禁句です。相手に未練を持たせないでスッキリいきましょう。
(二松まゆみ)

この記事を書いたライター

二松まゆみ
恋人・夫婦仲相談所所長。多くのカップルの恋仲&性のまじめな悩み相談を受ける。著書「きっかけさえつかめば3週間で人生が変わる」(光文社)等多数

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