「私人見知りなんで…」のセリフに隠された女子の本音

たまに、きちんと話す前から「私人見知りだから……」などと宣言してくる女子っていますよね。
「人見知り宣言」をされた側は「そうなんだ~!」と言いつつ、「私も人見知りなんだけどな……」「先にそうやって守りに入るのってなんかズルくない?」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
では”人見知りアピール”をしてくる女子の本音は一体どのようなものなのでしょうか?

目次

1.本当は仲良くしたい


・「私は仲良くなりたいと思う相手にほど『人見知りなんで……』と言ってしまいます。多分『この子と話してもつまらないから今後の付き合いはやめよう』と思われるのが怖いんですよね。あと女子って初対面からマウンティングしてくる生き物だと思うので『私はそういうことは初めから興味ないから』みたいな意味もあります」(25歳/販売)

まずは悪い意味ではなく「仲良くしたいからつい予防線を張ってしまう」という意見。人見知りの世界でも、今何かと話題になる女子のマウンティングが影響しているようです。確かに男子で「俺って人見知りなんだよね……」とあらかじめ申告してくる人って少ない気がしますよね。「人見知りだから……」というワードは、人間関係で悩んだことのある女子だからこそ出てくるものなのかもしれませんね。

2.「不機嫌なわけじゃないから」アピール


・「もともとあまり自分のことを話さないタイプなので最初に『人見知りなんです』って言ってしまいます。そうすれば黙っていても不機嫌だと誤解されなくて済むんです。『相手が色々話してくれたら嬉しいな』『私は聞き役に徹したい』という気持ちも込められていますね」(27歳/事務)

「口下手だからと言って不機嫌なわけじゃない」という意見がこちら。
確かにずっと黙っている人を見ると「機嫌悪いのかな……?」「もしかしてこの話つまらない!?」「具合悪いの?」と心配になってしまうという女性も多いはず。このような場合は「私自分の話をするの苦手なんだ」とあらかじめ伝えておいても良いかもしれません。ただし相手の話を聞くときは笑顔で、そして最低限の相槌を打つことは忘れないようにしましょう。

3.仲良くなるのが面倒くさい


・「私は『この人とは何か合わなそうだな~』と思ったら『すみません、私人見知りなんで』とテンション低めのトーンではぐらかしますね。そうすれば余計なことも詮索されないですし……。お互いに温度差が合わないなということで、誰も傷つけずに丸く収まる気がします」(24歳/飲食)

仲良くなりたいときもあれば、これ以上関わりたくないからという理由から人見知りを発動させてくることもあるよう。
これは相手の言い方やトーンを見極めることが必要でしょう。もし相手から「本当に無理……」という拒否反応が感じられるようであればそれは“ビジネス人見知り”。できることならお互いのためにも関係を断ってしまったほうが良さそうです。

「フェアじゃない!」と感じる女子多数


基本的に日本人は自己主張や自己表現が苦手だと言われています。しかしながら逆にそれが日本人の奥ゆかしさでもあり、長所の一つでもあります。
裏を返せば「人見知りもほとんどせず、初対面からバリバリ話すことができる!」という女性はほんのわずかということ。実際は人見知りだけど何とか頑張って会話を続けている人がほとんどなのです。
つまり「私人見知りだから……」と先回りして守りに入るのはフェアではない行為。その一言で、相手に負担を背負わせていることも多々あるはずです。
最初から「私人見知りだから……」と相手に全てを丸投げするのは、本来はNGな行為。
初対面だからこそ、逃げずに会話しようとする努力も大切かもしれませんね。
(和)

この記事を書いたライター

フリーライター。女性向けウェブメディアを中心に活動。主に恋愛コラム・お悩み相談・エンタメについて執筆中。座右の銘は「何事に関しても冷静と情熱の間」

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