前向きに恋したい! “苦しい恋”ではなく“楽しい片思い”をする4つのコツ

「片思い」が始まると、恋するパワーで元気満々になる女子もいれば、「切ない、苦しい」とパワーダウンしてしまう女子もいますよね。人を好きになれるのはうれしいことですが、恋ゆえに恥ずかしい行動をしてしまったり、相手の反応や状況が芳しくなかったりして落ち込む瞬間は誰しもあるものですよね。それでも、どうせならできるだけ元気に前向きな片思いをしたいもの。そのためのコツを4つご紹介します。

楽しい片思いをするコツ


1.“自分のこと”を頑張るエネルギーにする


まずひとつめは、恋のエネルギーを生かして「自分のこと」を頑張るようにすること。人を好きになると「相手にすてきだと思われたい」「認められたい」という強い気持ちが生まれますよね。ファッションやヘアスタイルを磨いたり、はたまた仕事や趣味のスキルを上達させたり、成果を出したり……。いろんなエネルギーにしていくことができます。

「女性にモテたいという動機で、売れようと頑張った」なんて語る男性有名人も少なくないですが、たった一人の大好きな男性に「魅力的だと思われたい!」というモチベーションで大いに頑張れるのは、女性に多い傾向かもしれません。そうして魅力アップすると別の男性までひきつけることもあり、「恋していると、なぜか他の男性も寄ってくる(笑)」なんていう女性も。自分がいきいきと日々を過ごせていれば、「彼と出会ってからの私、悪くないな」などとも思えますし、たとえ交際が叶わなくとも「いい恋ができた」とポジティブに諦めることもできるでしょう。

2.“相手と関われること”を素直に楽しみ、愛情を測ろうとしない


楽しい片思いをするには、「相手の気持ちを測ろうとしないこと」もポイントです。「相手が自分をどう思っているか」が気になるのは恋の常ですが、これに悩みすぎてうまくいった恋の例を私は知りません。他人の本心はどうやっても見ることができませんし、コントロールもできません。「ならば、そのことにくよくよ悩んでも仕方ない」とどこかで割り切らないと、悩み続けてしまうだけです。

人を好きになったら、まずは相手と関われることを純粋に楽しみ、いろんな行動を共にしたり、会話やコミュニケーションを素直に楽しんだりすることが先決。もしかしたら、いずれ「叶わないから諦めよう」と思う日が来るかもしれませんが、最初から相手の気持ちや「関係性を決めること」にこだわりすぎて一緒にいることを楽しめなくなってしまうのは、本末転倒ですよね。

3.“今”を楽しむ心持ちを大事にする


「今」に意識を向けるのも、楽しい片思いのコツです。年齢などを意識すると、先のことばかり考えて焦ってしまう人もいるとは思いますが、先々の結果ばかり気にして「今」をおろそかにしていると、いい未来はやってこない――と気持ちを落ち着けてみましょう。「脈があるのかないのか」「付き合えるのか付き合えないのか」と相手に迫るような気持ちや葛藤を持っていると、それは必ず相手に伝わってしまい、居心地を悪くさせます。時間を急ぐならば「片思いを終わらせる期限」を決めるのもいいと思いますが、両思いや交際は「今」の先に結果としてついてくるもの、ということだけは忘れずに胸に留めておきましょう。

4.ネガティブな気持ちになるときは、しばらく恋愛から離れる


とはいえ、どんなに「片思いを楽しもう」と頑張っていても、ネガティブになる瞬間は訪れるかと思います。相手側の理由で冷たい態度を取られたり、他の異性と仲良くしているのを見かけたりして、自分以外の要因に影響されることもありますよね。そんなときは、恋愛や相手から意識的に少し距離を置くこと。ネガティブなモードのときに相手に関わろうとすると、エゴイスティックな要求が増え、関係を悪化させてしまいがちです。

無論、「いいところばかり見せる」のが恋愛ではありませんし、恋愛以外の理由で落ち込んでいるときは、相手に友達として力を借りるのもアリだと思いますが、片思いをしていることが理由で落ち込んでしまうときは、その相手や恋愛からしばらく離れるのがベストだと思います。

以上、4つのポイントでした。片思いが始まりそうな方、すでに始まっている方はぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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