彼氏じゃなくてあえて”仮氏”と一緒にいる女子のホンネ

「仮氏(かりし)」って言葉、ご存じですか? 「付き合う」という契約をしたわけではないけれど、とりあえずは“仮の”状態の「彼氏」のことです。付き合ってはいないけれど、彼氏と同じようにスキンシップもするし、一緒にデートもするし、暇なら一緒に遊びにいくし……そんな相手のことだそうです。

今回は「仮氏」がいるという女子に、「なんでそんなことしてるんですか?」と、元も子もない質問をしてみました。そこには意外な彼女たちのホンネが……!

目次

Aさんの場合:もっと条件があう人を探しているから


「わたしは、結婚相手にする男性に8個の条件を設定しているんです。今のところ全部当てはまる人がいない。一応、7個当てはまっている男性がいたので、彼氏にするには早いけれどキープしておくか、ということで仮氏認定しているんですよね」(25歳女性)

驚くべきことに、その相手の男性はAさんのことを「彼女だと思っている」んだそうです。「仮氏」というのは、女性側が勝手にそうみなしているという場合があるんですね。

Bさんの場合:付き合って縛られるのが嫌


「ちゃんとした彼氏はもう6年くらいいないです。でも、仮の彼氏がたくさんいるので全然寂しくない。同時進行で、3人くらい常にいるので楽しいですよ。付き合うと一番面倒くさいのが、相手の男性に縛られること。自由奔放に遊びたいので、それを邪魔されるのが嫌なんです」(27歳女性)

なるほど。ちゃんとした「彼氏」を作ると、その相手に時間や行動が制約される。それが耐えられないので、「仮」の彼氏を作っているというご意見でした。

Cさんの場合:相性が合うかチェックしてからじゃないと、付き合えない


「好きになって付き合ってしまうと、そのあとに『この人って相性が合ってないかも?』とがっかりすることがあるじゃないですか? そういうのが嫌なので、基本的には“仮氏”状態で仲良くして、カラダの相性とかお金の感覚があうかチェックします」(24歳女性)

な、なるほど……。女子の側は「チェック期間」と設定しているとしても、男性はどういう風にとらえているんでしょう? 相手にとってはただの「遊び相手」かもしれないし、逆に「彼女」として大切に扱っているかもしれない。なぞは深まるばかりですね……。


Dさんの場合:彼氏はいらないけれど、独り身よりもお金が節約できる


「正直、結婚願望がないので彼氏はいらないんです。でも、ずっと一人だと悲しいじゃないですか。それに、仮氏がいるとお金がかからない。デートに行くときもすべておごってくれるので、食費も節約になりますし。フリーでいるよりも、生活が楽になるんですよ」(28歳女性)

これまた斬新なご意見でした。それなら「彼氏でいいんじゃないの?」なんて思うわけですが、常人とは考えが違うっぽいです。筆者からすると未知の生物です。

以上、“仮氏”がいる女子のホンネを調査してみました。男性陣の心をもてあそんでいるという風にも取れますが、お互いが得する関係ならば、外野が文句を言う必要はないですよね。

「カップル」というと彼氏と彼女という固定観念がありますが、とりあえず“仮”のカップルというあり方も存在するようです。さて、みなさんはどう思いますか?
(ヤマグチユキコ)

この記事を書いたライター

ヤマグチユキコ
WEBライター。ビジュアル系バンド、ジャニーズなどの音楽情報や、漫才、恋愛ネタ、コスメ、ファッションなどを幅広いジャンルを執筆。「野中すふれ」名義での執筆も多数。キャンドルをつけてリラックスするバスタイムが好き♡

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