“彼からの急なお誘いLINE”に朝起きてから気づいた時の対処法

「男とは突然誘ってくる生き物である」ということは周知の事実。その突然の誘いに対して、すぐ気づく場合もあれば、何らかの理由ですぐに気づかない場合もあります。ここでは後者のほう……気づいたのが数時間後だったケースに的を絞り、対処法を考察していきましょう。

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女性同士のLINEには“敬意”が存在する


私事で恐縮ですが、つい先日、女性から突然お酒の誘いが舞い込んできました。しかし、仕事の打ち合わせ中だったため、彼女からのLINEに気付いたのは1時間後。今からでも良ければ……と返信したところ、「自分から誘っておいて申し訳ないが、あいにく帰宅してしまった。近々改めて誘います」とのこと。そこには、はっきりと敬意が感じられますよね。これが、男性の場合だと全然違うんです!

今さら遅い場合だと、平気でスルーする男心


今度は、男性から突然お酒の誘いが入りました。時刻は夜の22時過ぎ。すでに就寝中だった筆者がLINEに気付いたのは翌朝です。今さら返信しても明らかに遅いので、それでも返信すべきか一瞬迷いましたが、一応「申し訳ない、寝ていた」という旨を送ったのですが、そこからは既読スルー。そのとき筆者は思ったのです。ああ、やっぱり返信する必要はなかったなぁと。

既読スルーされる前に既読スルーすべし!


男性にとっては、「今すぐ誘いに応じられるか否か」の一点が重要なのでしょう。すぐに返事が来なかった時点で、別の誰かに声をかけているかもしれません。そう考えると、懇切丁寧に「申し訳ない、寝ていた」という旨を送る必要はないかと。懇切丁寧に送ったところで、相手にとってはもう過ぎた案件。「もう、いいや」という思いから既読スルーで済ませたのでしょう。その対応で、ちょっとでもイラッとするくらいなら、自分から既読スルーしたほうが、精神衛生上よっぽど健康的です。

“もう二度と誘いが来ない”ことはない!


既読スルーすることで、「もう二度と誘いが来ないのでは?」と、不安に思う女性もいるでしょう。相手男性に対して、好意や魅力を感じている場合は特に! 大丈夫ですよ、遅かれ早かれ誘いは必ず来ます。なぜって、自分の都合で突然誘ってくるようなマイペース主義者なのですから、既読スルーしたあなたの心情を細かく分析したりしないでしょう。マイペースに、「おそらく寝ていたのであろう」などと、自己流に解釈しているはずです。

「前もって誘って」と伝えてもムダ……


「前もって誘ってくれたほうが応じやすい」という旨を伝えたほうが良いのでは……と考える人もいるでしょう。筆者が思うに、その必要もありません。なぜなら、伝えたところで、前もって誘ってくることはないから。突然誘ってくるタイプの男性は、前もって誘う習慣がないからこそ、突然誘ってくるのです。前もって誘ってと伝えたところで、元の性格はそう簡単には変わらないでしょう。前もって誘ってほしいと伝えたにも関わらず、突然誘われたりすると、そこでまたイラッとさせられるのは、火を見るよりも明らか! 「『前もって誘って』と伝えたから、近々誘いが来るに違いないわ!」と、期待してガッカリするのも嫌でしょうし。

逆から考えると、女性からの「申し訳ない、寝ていた」に対して、スタンプ1個でも返ってくれば、それは「敬意の証し」として捉えてオッケー。男女が対等に交流するには、それなりの敬意が必要です。お互いに敬意を持って向き合える男性を見つけたいものですね。
(菊池美佳子)

この記事を書いたライター

菊池美佳子
コラムニスト。1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21歳~29歳まで、舞台女優のかたわら、様々なナイトワークを体験。29歳で引退後、コラムニストとして活躍中。

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