ウザイ男はココが足りない。 女心を理解できない男たちの心理

今回は男子が理解していない女子のなにげない言動についてみていこうと思います。
たとえば女子がいうところの「ウザイ男」とか「無駄にエロい男子」というのは、以下にご紹介するようなことを理解していないのかもしれません。
さっそくみていきましょう!

目次

1.やさしくする=“好き”ではないの?


「会社の女子で、ぼくにやたらやさしくしてくる女子がいました。ぼくのことが好きなのかと思って、ある日、給湯室で告白したんですが『あたしのこと、バカにしてんの?』と、すっごく怒られました」(28歳・IT)
男子って「やさしくされる=おれに気がある」というふうに勘違いしやすい生き物なのでしょう。
そういう勘違いをベースに成り立っているのが、キャバクラとかスナックとか……そういう場所であるように思います。

2.なぜ胸を盛るの?


「性的アピールとして男はあそこを盛らないわけですが、女子はなぜ胸を盛ることに熱心なのでしょうか?」(30歳・広告)
なぜ女子は胸を盛るのか……男からすれば、なかなか哲学的な香りのする疑問ではないでしょうか。
たしかに男子って、性的アピールとしてあそこを盛らないですしね……。
なぜ人類は火星に興味があるのか? という疑問みたいに、考えれば考えるほど答えが出ない疑問です。

3.短いスカートをはいて“太ももを見るな”ってど~ゆ~こと?


「自分で短いスカートをはいておきながら、太ももを見たら『見るな! この変態』と言ってくる女子って、まったく理解できないです」(25歳・通信)
こういうのって、痴漢の心理に似ているのでしょうか。
「おれのために」短いスカートをはいてくれているという錯覚が、男のあらゆる行動をおかしくさせてしまっている……こういうこと?

4.“透けブラ=男を釣りたい”ではなくて?


「透けブラの女子って、それで男を釣りたいということではなくて?」(26歳・飲食)
カップ付きのキャミソールがメジャーになってからというもの、透けブラを拝むことができなくなって、嘆き悲しんでいる男子が増えたのでしょうか?

いかがでしたか?
こうやって男が理解していないことを4つ並べてみると、恋愛ってそもそも男女の「理解していないこと」が起爆剤となって生まれるものかもしれない……こんなことを感じます。

男女お互いの美しい誤解が美しく出会うと恋が成立し、美しくなく出会うと、男は女子から変態とかエロいと言われまくる……女子からのそういう罵声を浴びたくない男子は、おとなしく草食系男子として暮らしており、罵声を100回くらい浴びたら、1回くらいおいしい思いができると思っている男子は、肉食系として暮らしている……こういうことなのかもしれません。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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