彼が別れたいと思ってしまう彼女の言動4選

彼の前で「自分が好きな自分でいることができる」かどうか、というのは、恋愛において非常に大きな問題ではないかと思います。

彼と会うたびに、なぜか気持ちが萎縮してしまって思っていることの半分も言えないとか、よくモテる彼はなぜか、わたしの中の嫉妬の感情を呼び覚ます天才で、彼に会うたびに嫉妬心という見たくない感情を見なくてはならない……こんなことになると、もう交際どころの騒ぎではなくなってきますよね。

さて今回は、彼が別れたいと思ってしまう彼女の言動についてお届けしましょう。

目次

1.頻繁に男友だちと飲みに行っている


「ぼくの彼女は男友だちが多くて、頻繁に男友だちと飲みに行っています。帰宅時間も深夜だったり明け方だったり、なかなか思わせぶりな時間です。当然のようにぼくは彼女の男友だちに嫉妬することになるわけですが、嫉妬心を抱え続けるというのも、しんどいので、別れたいなあと思います」(28歳・IT)

本当に色恋抜きの男友だちと飲みに行っていることを証明するのって、むずかしいかもしれませんが、できる範囲で証明したうえで飲みに行くのがベターかもしれません。

2.生活パターンが不規則


「ぼくの彼女は仕事柄、生活のリズムが不規則で、今仕事をしているのか? どこかで誰かと一緒にいるのか? まったく見えないんです。いちいちそういうことを彼女に聞くのも失礼かなと思って聞きませんが、モテるうえに生活パターンが不規則だと、つい浮気の心配をしちゃって、それが面倒だから別れたいなと」(26歳・介護士)

いつどこで誰となにをやっているのかなんて、いちいち報告する必要などないものですが、一般的には生活のパターンがおおむね決まっていると「今、おれの彼女はきっとこういうことをしているだろうな」というおおまかな推測が立つはずです。
そしてその推測が、相手を思いやることにつながり、愛を深める材料となるものです。

3.「あの日」のあたりに……


「社内恋愛しています。ぼくの彼女は、生理(の前後)くらいに、かなり意地悪になります。デートのドタキャンは当たり前だし、ほかの男子とやたらベタベタしています。別れたいなあと思います」(26歳・広告)

生理がもたらす気分のムラって、女性自身もどうしようもないことなのかもしれません。
でも、あまりにも男が読みきれない言動が続くと、男の頭はオーバーヒートしちゃって、「別れたほうが楽」と思うのでしょう。

4.デートのタイミングが合わない


「ここ3ヶ月、彼女とデートのタイミングがまったく合いません。彼女に意地悪されているのか、神様がこの彼女とは別れたほうがいいと言っているのか……こんなことで悩むくらいなら別れたいなあと思います」(28歳・通信)

何事によらずタイミングが合わないというのは、致命傷ではないかと思います。相手のことをいつも思っていると、小さなタイミングであっても合ってくるものです。

いかがでしたか?
彼女の食べ方が汚いから別れたいとか、スマホをチェックする彼女とは別れたいとか、そういうわかりやすい(?)例示は、ネット上にたくさん転がっていますので、今回は少し視点を変えてお届けしました。

嫉妬など見たくない感情をわき起こさせてくれる彼女だから別れたい……これは男が別れを決める大きな気持ちではないかと思います。
男女問わず、誰だって、自分の中の見たくない感情など、見たくないものです。

相手の前に出たら「自分が一番ステキだと思える自分」でいられること……これは恋愛の基本というか、恋愛においてなによりも大切なことではないかと思いますが、いかがでしょうか。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

関連記事