空腹を快感に変える! ダイエットに効くおすすめの運動法

空腹を感じると、何を食べようかと考えます。それはとても楽しいことですよね。ですが「痩せたい」という願望を持っている場合、この空腹はたまらなく嫌なものです。なので、いわゆる食欲抑制剤といったものをどうにかして手に入れられないかと奔走する方もいます。

その気持ちもわからなくはないのですが、ただ細身の服をきれいに着こなしたいというだけの理由でお薬に手を出すことはご法度です。それはからだにとって大変危険なことだからです。

目次

痩せたいときの空腹は、苦しみではなく大チャンス!


空腹時というのは、大変効率的に脂肪を燃焼できるボーナスチャンス到来のときと知ってください!
おなかが空くことは、ダイエットしたい場合決してつらい事態ではないのです。

もちろん、ただじっとして空腹に耐えなければならないわけではありません。それではただの我慢大会。精神的にもよろしくありません。それより、ぜひ行なっていただきたいのが、おなかが空いたらすぐに「からだを動かす」ことなのです。

からだを動かせば、空腹が快感になる


空腹時の運動は、とっておきの脂肪燃焼の方法です。人間のからだは、空腹のときに動かしてあげると予備としてためておいた体脂肪をエネルギーとして消費しようとします。そしてその結果、体脂肪を減少することができます。

こういうと、おなかが空いた状態で運動したら、貧血になったりしないかと不安になる方もいらっしゃいますが、その心配はまったくありません。そもそも、私たちは普通に暮らしていても栄養過多になりがちです。また、運動といっても何もアスリート並みの激しい運動をするわけではないのですから問題はありません。

どんな運動をすればよいのか?


おすすめはヨガウォーキングです。

特にヨガは、おなかが空いている状態でするほうが断然気持ちよく行なえます。むしろ必ず空腹時に行なうべきものといえます。それは、空腹時には呼吸が深くなるため、集中力が高まるから。また、細胞も活性化されるので、ポーズによって体内のダメージが修復されます。
加えて筋肉もゆるみやすくなり、深いリラックス感が得られるためです。

また、ウォーキングも空腹の状態で行なうと、からだが軽いために歩行距離がぐんと伸びます。さらには歩いているうちに、不思議と空腹を忘れてしまうものです。
これはほどよい運動により、からだが快感を得たからです。
さらに、体温が上がることで体内の老廃物や毒素が排出され、血液がきれいになり、脂肪はいっそう燃焼されやすくなります。

たやすくいつでも食べ物が手に入るという、今の私たちの生活の中で起こる空腹は、もはや「飢え」のレベルに達するものではありません。それは単に消化が終わったというだけのことです。
空腹は胃腸に休息を与えるとともに、余分なものを排出できる絶好の機会。決してからだにとって、悪影響を及ぼすものではないのです。

空腹に対して、もっとポジティブなイメージを持ちましょう。すると、自分にとってもっともベストな体重、体脂肪は、たやすくキープしていけるはずです。
(ユウコ)

(参考):ワタナベスタジオ
    『「空腹で歩く」と病気にならない』石原結實 著 ソフトバンククリエイティブ 刊

この記事を書いたライター

ユウコ
専修大学商学部卒。サプリ、漢方、薬膳ライター。 「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまでに5冊もの著書を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて様々なメディアで執筆中。

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