モテるけど恋がうまくいかない女子の注意点

世の中にはいろんな性格の人がいますが、性格は当然、恋愛の得手不得手にも影響してきます。なかでも「あまのじゃく」や「マイペース」な性格の女性からは、割とモテるのに、交際すると相手から振られることが多い……といった悩みをよく聞きます。

この性格傾向の人が交際をうまくいかせるポイントについて探ってみました。

目次

男性の恋愛ペースやタイミングに合わせられないことがネックに!?


この2者に共通する最大の特徴は、相手との恋愛テンションやペースを合わせるのが苦手である、という点。

多くの男性は長期間、恋愛“だけ”に集中し続けることができにくい傾向があります。一時は情熱的に口説いたとしても、ひとしきりすると、仕事に集中し始めたり、趣味や男性同士の付き合いに熱心になったり……。こうしたとき、自然に「私もしばらく恋愛以外のことをしていようっと」「今のうちに他の友達と遊んでおこう」などと合わせることができる女性は、交際を上手に進めていけるケースが多いです。

しかし、あまのじゃくなタイプの場合、相手のテンションが上がっているときには妙にそっけなく、相手のテンションが下がってきたら自分が熱を上げ始める……といった逆反応を無意識にしてしまいがち。そもそも「逆のことがしたくなる」性格なので、仕方ないといえば仕方ないのですが、あまりこれをやりすぎると、相手の気持ちが萎えてしまいがちです。

そうなる前に、自分からリカバーする習慣を身につけましょう。心と裏腹にそっけなくしてしまった後は、「ごめん、本当は嬉しかったんだ」と素直な気持ちをきちんと伝える。相手が忙しいときに限って構ってほしがったり、手を煩わせたりしたと気づいたときは素直に謝り、相手のペースを尊重して少し距離を置いたり……といった対処をしていきましょう。

「翻弄されて楽しい」にも限度あり!?


一方、マイペースなタイプの場合は、相手のテンションが上がっていようが下がっていようがお構いなしで、自分が盛り上がっているときは相手を巻き込もうとし、自分が盛り下がっているときは距離を置こうとする……といった傾向があります。このタイプは、女性に合わせてくれる柔軟なタイプや精神的に安定している相手だとうまくいきやすいです。こちらの自由奔放さを愛してくれ、好きに振る舞うこともある程度許してくれる男性であれば、恋愛関係は維持しやすくなるでしょう。

しかし、そうした相手にも”限度”はあるので要注意。自由に振舞いすぎた結果、相手が疲れ果ててサジを投げてしまい、うまくいかなくなってしまうケースも見られます。「付き合いきれなくなった」「結婚を考えると難しそうだと思った」「振り回されるのも楽しかったけど、度を超した」等々の言い分は、相手の男性側から非常によく聞かれます。

どんな性格でもそうですが、自分を愛してくれるパートナーの前では、「ありのままの自分を許してもらえること」がうれしくなり、その性格傾向の露出がエスカレートしやすいです。どんなにパートナーがこちらを愛し許してくれているように見えても、見えないところで相手が疲れたり、うんざりしてきていることもあります。「相手のおかげで、私はのびのび振る舞えているな」と思ったら普段から感謝を忘れず、たまには相手のテンションやペースも意識して、こちらからも配慮する姿勢を見せていきましょう。

「たまには足並みを揃えよう」をモットーに


重ねてになりますが、あまのじゃくな女性やマイペースな女性は、恋愛ではモテる方も多いです。ついつい異性の顔色を伺ってばかりになる人もいるなかで、予測のつかない反応をし、他人を翻弄することもある女性のほうが恋愛感情を揺さぶりやすい――というのは、なんとなく理解できますよね。“小悪魔的”な態度とも言えるでしょう。

その性格が長所や魅力であるのは事実ですし、必要以上に萎縮する必要はないと思いますが、こうした性格傾向は「恋人の前ではエスカレートしやすい」という点だけは心に留めておくといいでしょう。ある程度分かり合えている相手であれば、基本的には「許してくれるからといって暴走しすぎない」「たまには相手とも足並みを揃えよう」といったことに時々気をつけていれば十分だと思います。

「マイペースすぎて疲れる」「あまのじゃくで扱いが難しい」などと異性に言われた経験がある方、そうした性格が理由で交際うまくいかないという方は、ぜひご参考くださいね。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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