自分から告白せずに“友達以上恋人未満のカレ”をうまく落とす方法

「彼とは友達以上に親しいハズなのに、それ以上になれない……」
「一緒にいるとすっごく楽しいし、彼も私も自然と笑顔になれるのに……」

そんなモヤモヤを抱えた女子も多いことだろう。
今回は「友達以上恋人未満の彼を振り向かせる方法」についてまとめてみた。切なる悩みから抜け出すヒントになれば幸いである。

目次

1.彼をひとりでおびき出す


「男友達のYと私は、自分で言うのもなんだけどすごく気が合う仲! 知り合いからは『ホント仲良いね~またじゃれ合ってる~』『恋人だと思ってた!!』なんて冷やかされるくらい。でも、なぜかそれ以上の仲には進展せず……。“なんでだろう??”って考えてみた結果、私とYは二人きりになる機会が極端に少なすぎだと思った。大抵グループで出掛けたり飲んだりすることが多く、帰りとかも逆方向で『じゃあまたな~』ってなっちゃうからだと……。
それからは『Yの好きな球団の観戦チケット取れたよ~』とか言って誘い出たりして、さりげなく“他人抜き”で会うようにした……。するとある日『俺たちってなんか付き合ってるみたいだよね~』『え? これって付き合ってるんじゃないの?(笑)』って流れに持ち込むことに成功!! 今すごーく幸せです」(20代・美容部員)

――あなたもこのエピソードの彼女と同様の“ミス”を犯していないだろうか? “友達以上恋人未満の彼”とは、ワイワイガヤガヤにぎやかに「みんなで」過ごしている機会が多くないだろうか。
けれど「彼と私以外の第三者」はあなたと彼の仲を知らず知らずのうちにジャマしていることも多いもの。もっと話したいのに、なんとな~く良いムードになっていたのに誰かが割って入ってくるなんてこともしばしば……。
“友達”でなく“恋人”になりたいならば、まずは二人きりで会うのが第一歩。多少のおカネや手間がかかっても、とにかく彼をひとりでおびき出すべし!

2.お気楽メールを毎日送ってみる


「“ウザい”って嫌われる可能性もあるから、この方法は慎重に賢くやらなきゃだめなんだけど……私の場合、気になる彼にあえて毎日LINEを送るようにした。『元気~?』だとか『今日こんなことがあったんだよ~』みたいに、返信はしなくても構わないみたいな感じで気楽で明るい内容のメッセージ。返事は返ってくることも来ないこともあったけど……ある日仕事が忙しくてすごく疲れ果ててLINEするのを忘れちゃったというか、メール打つ元気もなかったんだけど、その時に『いつもの報告はどうした~? 心配させるなよ~死んだかと思ったw』って彼からのメッセージが!! すっごくうれしかった……。なんなーくだけどうまくいきそうな気がする!」(20代・イラストレーター)

――男性は「いつものアレ」「いつもすぐそこにある」という“習慣”に弱いもの。
「いつもそばにいたはずの彼女の姿(存在)が見えないと、何となく物足りない……」と思わせればしめたものである。そう、あなたが彼にとっての「日常」になってしまえばよいのだ。
ここで注意して欲しいのが、女性が会話を引き延ばしたいがためによくやりがちな「疑問系」のメールや長文、またはネガティブな内容を送りつけないこと。いくら優しい男性だって毎日質問が来たらうっとおしく、返す気力などなくなるもの。
相手に負担やストレスのかからないメールを心がければいいのだ。
「見て楽しい」「心が和むような短文」で“彼の日常”になってしまおう。

3.髪形を変えてみる


「学生時代から体育会系だった私は、社会人になってもショートカットで、休日はジーンズやラフな格好が多かった。『オマエってホント話しやすいよな~』って男友達から言われることも多かったけど……“もしかしてコレがいけないんじゃ!?”と思い、ある日一念発起して髪を伸ばし始めた! 普段女っぽいことなどやらなかった私に女友達からは「あんたにそんなの似合わないよ!」と散々言われるし、トリートメントや手入れするのに時間はかかるし、慣れないヘアスタイルを維持する面倒くささにめげそうになったこともあったけど……。服装も女らしくして男の大好きなストレートのサラサラロングヘアにしたら、気になっていた男友達に『オマエ、最近キレイになったよな』って言ってもらえた!! 努力の甲斐あった~。もうちょっとで彼のこと落とせそう、ってワクワクしています」(30代・セールス)

――イメージチェンジはとても勇気のいることだ
周囲からはからかわれたり、何より自分自身が「今までの私」を壊すのが怖かったりもするだろう。しかし、たとえ友達が「らしくないよ」とか「なんでそんなことするの?」「似合わないよ」なんて反対したとしても、気になる男ひとりに「似合うよ」「キレイになったな」と言ってもらえれば、そのイメチェンは大成功。
告白したり彼との今の関係を壊したりするより、まず服や髪形を変えるほうが先決……ということもある。まずは外見を彼好みにすることに挑戦してみてはどうだろうか?
恋愛においては“イメチェン”“自分の見せ方”が大きな鍵を握っていることもあるのだ。

自分から告白したり、体の関係を持ったりするその前に……


“友達以上恋人未満”の相手をいちばん手っ取り早く揺さぶるなら、「告白する」か「関係を持つ」に限る。「あなたが好き、だからもう友達なんかでいたくない!」と思いの丈を打ち明け、身も心も投げ出せばイヤでも彼はあなたの気持ちを知ることになる。

――けれどそれはあくまで「最終手段」。
そこまで切羽詰った思いを抱えて相手に飛び込んだとしても良い返事が得られなかった場合、“完全にもとのままに”……というわけにはゆかない。

“一か八かの賭け”に出るなら、その前に上記の3つの方法を試してみてはいかがだろうか?

あなたの仕掛けたワナに彼がうまくひっかかってくれますように!
(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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