彼氏でもないのに夜中に連絡をよこしてくる男子のホンネ4選

夜中に誰かから電話がかかってきたら「何事か!」と飛び起きて電話に出る人がいる一方で、「またこいつからか……寝たフリをしちゃえ」と、腹が据わったことを思う人もいるかと思います。

今回は、夜中に連絡をしてくる彼氏以外の男たちは、いったいなにを期待してあんな時間に連絡をしているのか? に迫ります。さっそく見ていきましょう!

目次

1.好きです


「好きだから夜中にLINEを送るんです。夜中って、昼間の彼女と違って、少し無防備になっているかもしれないから、好きって言いやすいし、彼女のほうも受け止めてくれやすいかなという淡い期待があって……」(25歳・教材販売)

それに夜中って、どういうわけか、いったん好きと思ってしまえば、とことんですもんね。
その昔、まだケータイなんてない時代は、多くの人がラブレターを書いていましたが、夜中に書いたラブレターは渡さないというのが鉄則でした。自己陶酔しきったグダグダの文章になっている可能性がかなり高いからです。

2.淋しかったからかまってほしかった


「夜中って、ぼくみたいに彼女がいない男って、淋しいんです。だから会社で一番ステキな笑顔の彼女なら、ぼくのことをかまってくれるかなと思って、つい……」(26歳・飲食)

淋しさをあるていどは自己処理できるようにならないと、きっとモテないように思いますが、こういう思考回路の男子って、わりと多いのでしょうか?

3.好きにさせちゃえ!


「とにかく夜討ち朝駆けで、おれのことを好きにさせちゃえ! と思っているので、深夜であってもLINEのメッセージを送ります。深夜のプライベートな時間を含め、12時間置きくらいにメッセージを送り続けていたら、そのうち彼女はおれからのメッセージがないと『?』と思うはずなんです。そのときが狙い目だと思っています」(26歳・建築)

恋愛って、洗脳という側面も併せ持っているので、計算高い男子は、片想いの女子をいかに洗脳するかにこだわっていたりします。いつもいつもわたしのことを思ってくれているステキな男性……こんなふうに女子が勘違い(?)してしまえば、男の勝ちです。

4.今からしたい


「今からエッチしたいから、夜中に電話するのです」(28歳・IT)

コメントなし。

いかがでしたか?
淋しさから始まる恋もあれば、夜の暗闇にまぎれつつ始まる恋もあれば、いろんな恋があるわけですが、できれば健全かつ愛にあふれる恋愛を目指してみてはいかがでしょうか。夜中の連絡って、たいてい「したい」という男の気持ちがあるものです。100%あるのか、5%しかないのか……さまざまですが、男は夜中になるとしたがるのでしょう。

もう少し高尚に言えば、淋しさとひと口に言っても、そこにはいろんな種類の淋しさがあり、人の体温を感じなければ消えない類の淋しさを、男たちは深夜の連絡に託すのだろうということです。
(ひとみしょう)

この記事を書いたライター

ひとみしょう
作家/コラムニスト/作詞家。キルケゴール哲学をベースに、なんとなく淋しい人に向けた希望論&恋愛論『自分を愛する方法』を上梓。全国の書店等で発売中。『ひとみしょうのお悩み解決』『ひとみしょうの男って実は』(Grapps)など連載多数。日本自殺予防学会会員。キルケゴール協会会員。

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