手持ちアイテムでゆるく始める! イライラ・暴飲暴食・肌あれ解消術

イライラ・暴飲暴食・PMS・肌あれ・アレルギー・花粉症・肥満……取り組む人によってさまざまに、心と体の不調に幅広い効果をもたらす……ということで注目を集めている「冷えとり」健康法。専用の靴下とか、長時間の半身浴とか、めんどくさい! とあきらめていた人にも、手軽なところからゆるーくスタートする方法をご提案します。

どうしていろんな症状に効果が? 冷えとりってナニモノ


ただ体をあっためる健康法なのかな? と思ってしまいがちですが、冷えとり健康法でいう「冷え」の基準は、上半身と下半身の温度差。上半身が熱くて下半身が冷たいのが、「冷え」ている状態にあたり、これがさまざまな心身の不調のもとになっていると考えられています。

冷えとりの理想はその逆の、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」。基本の5つの方法を見ていきましょう。

1.靴下の重ねばき◎足元から安心を


冷えとりの代名詞といってもいいほど特徴的なのが、多い人は十数枚も重ねるという、靴下の重ねばき。

原則的には、絹の5本指(1枚め)→綿の5本指(2枚め)→絹の先丸(3枚め)→綿の先丸(4枚め)、と重ねます。5枚目以降は、絹の先丸と綿の先丸を交互に好きなだけ重ねつづけていきます。お店やネットで販売されている冷えとり用の靴下は1枚1枚が薄手。ゴム口がゆるめだったりゴム抜きだったりするので、たくさん重ねても足首をしめつけません。

絹と綿、と素材が指定されているのには、足の裏から余計な毒素を出す……という冷えとり健康法上の大事な理由があります。ですが、いきなり洗い替えもふくめて専用の靴下を入手するにはちょっとハードルがあるし、実際のところ効果はどうなのかな? と思う人も少なくないのではないでしょうか。専用の靴下とは使い心地と効果はもちろん大きく異なりますが、スグに試してみる方法が。

ずばり、「うちにある靴下を3〜4枚、重ねてはいてみる」。持っていれば5本指のものから順に。長さの異なるものを重ねると、足をしめつけにくくなります。こうして足元をあったかくするだけでも、ふだんとは如実に体や心のコンディションが変わることも。気に入ったらぜひ、専用の靴下も少しずつ入手して。天然素材による排毒効果もあわせて実感してみましょう。

2.レギンス◎おなかまでホッコリ


冷えとりの方法では、天然素材のものをはくのが原則。やはり、絹と綿とを交互に重ねばきします。
こちらももちろん、素材を合わせて本格的に用意するのが理想ですが、まずは手持ちのレギンスをボトムスのなかに重ねばきすることから。お仕事でどうしても日中はむずかしい……という人は、休日のファッションやパジャマの下にはくことからスタートしてみましょう。こちらも、この方法のあたたかさが気に入ったところで、本格的にチャレンジ!

3.湯たんぽ◎足熱に効果ばつぐん


おやすみ中、デスクワークの足元にも、可能なところで湯たんぽを活用しましょう。最初はペットボトルにお湯を入れ、しっかりと口をしめたものにタオルを巻けば、立派な代用品に!

4.食べ過ぎない◎よくかんで満足


冷えとりの考え方では、「冷え」は食べすぎの、食べすぎは「冷え」のもとになります。早食いでドカ食いするよりは、味わって少しずついただくのが「冷え」脱出の近道。一口あたり30回……とセオリーどおりにするのは最初は大変ですが、15回・20回など意識的によくかんで食べてみましょう。

5.半身浴◎お風呂で浄化タイム


ぬるめの37〜38度のお湯を少なめにはって、みぞおちより下だけつかるようにします。1日に最低20〜30分かけて。好みや体調によって、数時間入るのも一般的。これも、下半身をあたためて排毒をうながすのが目的です。

これは特に新しく買い物する必要はないものの、時間がかかったり、家族の入浴との兼ね合いがあったり……というハードルがありますよね。もちろん毎日行うに越したことはないのですが、まずは休日や疲れを感じた日にときどき行うことから始めてもOK。クセになると、自然と毎日行いたくなってきます。

また、30分以上かけて足湯を行うのも効果的。読書でもしながら、気軽にやってみましょう。

「冷えとり」の効果には個人差があります。また、「めんげん」と呼ばれる好転反応として、これまでになかった不調が一時的に訪れることも。これは、体にたまった毒素を出してくれるためとされていますが、もちろんムリは禁物。「こうしなければならない」とガチガチにならず、これまでの生活スタイルとすり合わせながら、マイペースに取り組んでみましょう。
(由井妙)

<出典>
服部みれい『あたらしい自分になる本』(2011年月、株式会社アスペクト)

この記事を書いたライター

由井妙
名古屋出身の、なごやんライター。坂東芙三次の名で、女優・日本舞踊家。おいしいもの大好き、運動は大のニガテ、ゆるめのダイエット情報が大好物

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