いい男ほど結婚相手にはシビア? 結婚に向いてる誠実な男たちが逃げたくなる女とは

「あ~あ、あの子また男に逃げられてるよ……。イイ物件だったのに……」

ちょっと気弱だけど誠実で人柄もよく仕事も真面目にこなす……そんな「結婚に向く男」というのは世の中にきちんと存在するもの。だが、そんな優良物件な男性には縁がなく、ゲス男やカス男としか付き合えない女性……というのも中にはいるものだ。

今日は“結婚向きの男が逃げてゆく女の特徴”をお知らせするので、「あの子また男に逃げられてるよ~」と他人をあざ笑うまえに自分の襟も正そう。

目次

断定癖がある女


「私自身が経験した失敗談。昔、結婚を考えてた彼氏がいたんだけど、彼はすごーく穏やかでお人好しなタイプだったからそれに甘んじてたところがあった……。ちょっと弱気で優柔不断な彼のためによかれと思って『~はこうすべき』とか『そんなのダメ、○○しなきゃ!!』みたいにいろんなことを指図しまくってた。そうしたらある日『俺はキミの奴隷じゃないよ……。こんなんじゃ結婚生活は難しいから別れよう』と言われてしまって……。気づいた時はすでに遅かった。結婚もしてないのに、女房気取りでなんてバカなことしたんだろうと大後悔。いまだ彼以上のいい人には巡り会えず未だ独身を貫いてます……」(30代・女性・損保)

――「あなたのために」とか「良かれと思って」……は、女がよくすること。
特に男性と気のおけない仲になったとき、女性はこのような行動を取りがちになるものだ。
だが「断定する女」「断定癖のある女性」というのは男性にとって段々うっとうしくなるもの。

またその“決めつけ”は「俺はキミの言いなり?」「俺に選択の余地はないの?」……という疑惑や不信感を抱かせる。

誠実で人のいい彼に逃げられたくなければ、何事も断定せずに提案できる女になろう。「私はこう思うのだけど、あなたはどうしたい?」「……こういう考え方もあるかも」という言い方で彼の意見も引き出すのが吉。

会話において常に彼をないがしろにしてはならない。マジメな男性ほど「女性の物言い」に深く傷つき、男の自信を損なわせてしまうものなのだ。

ポジティブ過ぎてすぐ忘れる女


「私の友達の話……。彼女は明るくて誰とでもすぐ仲良くなれる親しみやすい子だったけど、どうにも“口が軽い”とこがあった。『コレ絶対内緒にしといてね』なんて打ち明け話しても、数日後にはそのプライベートな話題が彼女のSNSに載ってる始末……。『ちょっと~なによ~』って怒っても『あっ、ごめ~ん忘れてた!! テヘッ』って悪びれないからいつもな~な~になっちゃってた。……けどある日、その子が彼氏の仕事の話をSNSに流しちゃったらすごーくマズイ事態になったみたいでフラれたらしい! 彼は大企業勤務のイケメンだったのに……もったいない。でもキチンとした男性は秘密を守れない女やいい加減な女を選ばないんだな~って、ちょっとせいせいしました(笑)」(20代・女性・金融)

――この彼女が語っている通り、“口が軽い”“うっかりが多い”というのはイコール“信頼がおけない”“大切な事柄を話せない”ということである。結婚生活は互いの信用の上に成り立つもの。

「この女に相談事はできそうにない」「重大なことは打ち明けられないな……」と男性が感じれば、男に逃げられても当然なのだ。

最近では特に“SNSによるうっかりプライベート流出”が目立つが、幸福な結婚を目指しているのであれば特に注意すべきだろう。

プレッシャーをかけてくる女


「友達の紹介で知り合った女性がいた。はじめはすごく気遣いができる女らしい人だと思って付き合い出したんだけど……この彼女は残念ながら“前のめりな女”だった。付き合ってまだそこそこなのに『あなたの故郷をみてみたいな』だとか、『お父様やお母様ってどんな人なの?』だとか『同僚がもうすぐ結婚するの。私スピーチ頼まれちゃって……』とか言ってくる。コッチも全く結婚を意識してないワケじゃなかったんだけど、あまりにも向こうからその手の話を振ってこられるとどうも催促されてる感じでウンザリしちゃって。次第に、それまで気が利くと思ってた彼女のかいがいしさを“あざとい”と思うように……料理を作りにきてくれたり弁当渡してくれたりとかも『コレって結婚目当て??』ってなっちゃって。なんかもう限界を感じ、号泣されたけど無理やり別れた。別れたあとも周囲に『私は真剣だったのにもて遊ばれた……』などと言いふらされ最悪な結末だった……」(30代・男性・公認会計士)

――彼が彼女に言い放ちたかったのは「俺うんぬんより、どんだけ結婚したいんだよ~」
「結婚しか頭にないのかよ?」
だろう。

女性が焦らずどっしりと構えていれさえすれば自然に話がまとまったのに、女性自らぶち壊してしまったのである。男性だって自覚している。“自分もそろそろ結婚を意識せねばならないからこそ” 人からは言われたくないのだ。“結婚を考慮にいれて交際しなくてはならない年齢になってきたからこそ”女性からお尻を叩かれたくはないのだ。

女の前のめり度は男性を確実に尻込みさせる。女が焦れば焦るほど、追い詰めれば追い詰めるほど男は逃げてゆく……のは自然なこと。男性は女から受けるストレスやプレッシャーには極端に弱いのだ。

「結婚に向いた男たち」にそっぽを向かれないために……


「結婚向きの誠実な男性に逃げられる女の特徴」は、「信頼のおけない女性である」ということに尽きるのではないだろうか。

生真面目で優しく、夫として優良物件な男性ほど結婚する相手のことをシビアにみているもの。彼らの判断材料は「妻になったとき自分の信用を失わない女であるか」「互いが信頼をおける相手か」……ということなのである。

口が軽い、大事なことを忘れる、すぐ決めつけようとする、男の気持ちを蔑ろにして自らの願望を押し付ける……。

「結婚したいな~」と夢抱くなら、まずは人として信頼される人間になるべし。

「結婚に向いた男たち」にそっぽを向かれては結婚などできないのだから……。

(神崎桃子)

この記事を書いたライター

神崎桃子
体験型恋愛コラムニストとして活動し、ヒット記事の数々生み出す。大手ポータルサイトにてコラムを連載中。男女のズレや生態、恋愛市場の時事問題を得意とし、文章セミナー、婚活セミナー講師も手がける。

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