私って彼のなんなの? 本命じゃない女の扱われ方

5200件以上の恋愛相談を受けている中で以外に多いのは「自分が本命彼女かどうか、知りたい」というもの。

「彼とは毎週会っているけど、これってどういう関係ですか?」
「彼はデート代を出してくれるんですけど、これって本命ですか?」

このような、断片的な情報だけですと「本命です!」とも「違いますね」ともいえないのです。なぜなら、彼女が男性にとって本命かどうかは、全体的な行動をよく聞いてみないと、わからないから。

「彼は、2週間に1度しか会ってくれないんです」
といっても、彼の仕事が不規則で、やっと取れた休みをあなたに使っているなら、本命といえることもあります。

今回のコラムでは、男性にとって本命彼女でない相手に対する態度を解説いたします。

目次

1.言葉で相手を動かすことが多い


「好きだよ」
「愛してる」
「君が一番大切だ」

「あなたが一番大切だ」という意味の言葉はたくさんありますが、彼の行動は、それと伴っているでしょうか? キミが大切だというわりに、誕生日を忘れたり、海外旅行のお土産が他の友人と同じだったりすることが多い場合、言葉と行動が一致していないといえます。

逆に、素敵な言葉を言ってくれなくても、あなたを大切にする行動が一貫しているなら、彼はあなたを本命扱いしているといえるでしょう。

2.約束が流れた場合、代替案がない


「本命じゃない子の場合、他に楽しいことがあったりすると、約束をドタキャンすることもあります。もちろん、相手には仕事って言いますけど……」(32歳男性)

相手の仕事の都合などで、約束していても「今日はごめん」ということもあるでしょう。彼女を本命と考えているならば、断る方も心が痛むもの。ですから、忙しい理由を説明したり「代わりに○日はどう?」など、別日程を提案するでしょう。

しかし、それが全くなく「しばらく先が読めないんだ」などと言う場合、あなたを本命と考えていない可能性があります。

もちろん、この行動1つだけで「本命でない」と考えてしまうのは早すぎというもの。何度も続くようなら、疑ってみるのがいいでしょう。

3.彼の個人情報を、そういえばあまり知らない


「結婚しているんですが、遊びと考えている子には勤め先などは隠しますよ。何かあった時、困りますからね」(29歳男性)

彼の住所や正確な勤め先を知らない……。一人暮らしらしいけど、家にはまだ行ったことがない。散らかっているからって言うけど。彼とはインターネットで知り合ったから、本名をしらない……。

意外ですが、付き合っていてもこういうことってあるのです。
つまり、彼の個人情報を、正確に知らないということ。

もちろん、付き合っているからといって全てをオープンにしすぎる必要はありませんが、数か月以上経っても彼がその話題を避ける場合は「知られたくない」ということ。本当の気持ちは彼にしかわかりませんが、何かマズイことがあったら消えようと考えているかもしれません。


デート代を出すとか、優しくしてくれるとか。そういったことだけならば、本命でなくてもする男性は多いです。
言葉で何と言おうとも、本命じゃない女に対しては、行動がついてきていないことが多いもの。

あなたの彼は、言葉と行動が一致していますか?
(橘つぐみ)

この記事を書いたライター

橘つぐみ
恋愛コンサルタント。1979年東京生まれ。大妻女子大学文学部卒業。既婚、2児の母。 2004年に「つぐみ恋愛相談所」を設立し、年間200件以上のカウンセリングを行う。恋愛テクニックだけでなく、「男選びは人生選び」をモットーとしたカウンセリング、勉強会が人気。著書に『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』などがある。

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