恋がうまくいかない原因かも 男性に◯◯感を与えがちな女子は注意

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見た目ががわいくない、甘え下手、性格がきつい、マイペース……など、女性から聞かれる“自分がモテないと思う理由”には、いろいろな種類があります。

でも、どんなに美人でスタイルがよくても、性格がよくても、甘え上手で料理上手でも、恋愛がうまくいかない、途中からうまくいかなくなってしまう――という人はいますよね。もしかしたら、その最大の理由は男性を◯◯な気分にさせてしまっているからかもしれません。

目次

“有能感をくれる”よりも、“無能感を与えないこと”は一層大事!?


それは「男性に“無能感”を与えていないか(自分は無能だという気分にさせていないか)」どうか、という点。よく恋愛指南では、「男性には”すごい”という言葉をいうと喜ぶ」といったアドバイスがありますよね。確かに、これは“有能感”をくすぐり、男性を「俺は頼りになる男だ」「できる男だ」といったイイ気分に導く言葉です。でも、恋愛を順調に続けていくためには「すごい!」と言えることより、“無能感”を与えるような言動をしないことのほうが、より重要となってくる場面も。

無能感とは、要するに「俺は役に立たない男なんだな」「弱っちい、情けない男なんだな」といった気分のこと。男性からの協力やヘルプを拒んだり、仕事に口を出しすぎたり、男性が不得意なことを無意識に責めたり……といった言動のほか、女性が何でもやってあげようとしすぎたり、やたらと交際の不安や不満をこぼしたりすることも、「俺は彼女を幸せにできない男なんだな」と感じさせ、男性に“無能感”を与えてしまうことがあります。

また、男性は「自分が相手の女性になんらか影響を与えている、役に立っている」という気持ちを感じたがる傾向があるため、男性の行動に何も“リアクション”をしないでいるだけで、寂しい思い(無力感、無能感)を与えてしまうことも。男性は自分の存在意義を感じられないと、「守ってあげたい」「付き合いたい」という気持ちが削がれてしまうこともしばしばあります。

なぜか恋愛がうまくいかない、という女性の話を聞いていると、上記のような”男性を無能な気分にさせてしまう瞬間”が少なからずある様子。交際後でも、そうしたことが何度も続くと、男性は退屈になってきて恋愛へのモチベーションが下がったり、自分のすることをもっと喜んでくれる女性のもとにふらふらと引き寄せられてしまったり……なんてことが起こってきます。

男性に“無能感”を与えないコツは?


では、男性に無能感を与えないコツは? 

1.男性の親切や言動には、できるだけリアクションをする
2.「彼の領域」に、あまり過剰な関心を持ちすぎない
3.強がりや見栄はいったん、認めてあげる

……この3点がポイントになるかと思います。

1は前項で説明したとおり。できるだけリアクションをしてあげると、男性の心を離さない女性となるでしょう。2は“彼の領域”に積極的に干渉して地雷を踏んでしまうくらいなら、関心を持ちすぎず適度に放っておこう、ということです(笑)。同業者の恋愛ではよくある衝突ですが、相手の仕事にあまり手出し(口出し)していると、男性は「あなたひとりでできない」というメッセージだと受け取り、こちらにはその気がなくても、嫌な気持ちにさせてしまうことがしばしば。「仕事、うまくいくといいね」などと優しく心配されることすらも、男性にとっては負担になることがあるようです。過去にそうした経験がある人は、「知らないうちに無能感を与えてしまうくらいなら、干渉しないほうがいい」と考えて、彼の領域に関わらないよう控えてみるのがおすすめです。

最後に3。「自分はできない男だ」と感じるのが嫌いな男性は、女性からのヘルプや申し出を素直に受け止められない人が少なくありません。でも、女性は「好きな男性の力になりたい」と願う傾向が強いですよね。そう思うときはいったん、彼の強がりや見栄を認めてあげると、スムーズに関われることが多いです。同じヘルプをするのでも、言い方ひとつで、彼を嫌な気分にさせることもあれば、感謝してもらえることもあります。「今のままでもいい感じだけど、ちょっと私にも手伝わせてほしいな」「私も興味ある分野だもん、せっかくだから一緒にやろうよ!」といった感じで”協働”を持ちかけてみましょう。

「そこまで気を使わなきゃいけないの?」「難しいな、面倒だな」と思う女性もいるかもしれませんが(笑)、これをちょっと意識するだけで、男性との関わりがずいぶんスムーズになることが期待できますし、恋愛もグンとうまくいくようになってくると思います。いろいろ頑張っているのに、なぜか恋愛がうまくいかない――という人は、無意識のうちに男性に“無能感”を与えてしまっていないかどうか、ぜひ一度、振り返ってみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

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