朝食は二回食べた方が痩せる? 米国で話題の“ダブルブレックファーストダイエット”とは?

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夏がもうすぐそこまで迫ってきているいま、ダイエット大国の米国でも女性の“痩せなきゃ”ムードが最高潮。多くのダイエットが続々と登場してきています。なかでも、食べられるのに痩せると話題なのが「ダブル・ブレックファースト・ダイエット」。

今回は、米国で人気急上昇のこのダイエットについてたっぷりご紹介します!

目次

「ダブル・ブレックファースト・ダイエット」とは?


ブレックファーストとは、ご存じ朝食のこと。つまり、「ダブルブレックファースト」とは、朝食を2食分食べるということです。朝は時間がないため、抜かすという人も多いのでは? 
しかし、朝食を食べないのと2食分食べるのとでは、2食分食べたほうが痩せる傾向にあるということから、“ダブル・ブレックファースト・ダイエット”という名がつきました。

なぜ2食分食べるほうが痩せるの?


イェール大学とコネチカット大学の研究者が、600人の中学生を対象に2年間モニタリングしたところ、朝食を2食分食べた子は1食分食べている子と比べても体重は増加しないこと、そしてほとんど朝食を食べていない子は2食分食べている子に比べて、肥満率が2倍も高いことが明らかになってそうです。

研究者によると「朝いっぱい食べたほうが、夕方や夜に食べる量が少なくなるから」とのこと。実際、朝きちんと食べることで、体温と基礎代謝があがり、さらに脳や内臓の働きを促進して消化力もアップします。だから、朝食を食べた方がダイエットにつながるのです。

カーリー・クロスやロージー・ハンティントン=ホワイトリーなど、トップモデル達が兼ねてから「朝食はたっぷり食べる」と公言していることからも、その痩せ効果には期待できそうですよね!

どんなメニューがおすすめなの?


じゃあ何でも食べていいのか、というとそういう訳にもいきません。痩せ効果を期待するには、消化しやすくエネルギーになるものがベター。たとえば、スムージーやフルーツなどです。

レモンとジンジャーのグリーンスムージー&バナナ、アーモンドバター、ココアの入ったオートミール。イチゴ&アボカドトースト――などのように消化しやすいものの組み合わせを楽しむのがおすすめです。

スムージーやヨーグルト、フルーツは朝に取り入れやすい食材でもあるので、すぐにでも始めやすくていいですよね。


朝食をたっぷり食べれば朝からエネルギーが湧いて、仕事も勉強も意欲的になるなど良いことがめじろ押し! ダイエットはしたいけど無理な食事制限はしたくない方は、紹介したメニューを参考に、朝食をたっぷり食べるという食生活に変えてみてはいかが?
(ピーリング麻里子)

この記事を書いたライター

ピーリング麻里子
ライター。女性誌の編集者を経験後、渡米を機にフリーランスに転身。現在フィラデルフィア在住。セレブ情報、美容をメインにウェブ媒体、女性誌、ラジオなどにて情報を発信中。 雑誌「GLITTER」WEBメディアは「ローリエプレス」をはじめ「VOGUE GIRL」、「ANGIE」、「tokyo beauty news」などで執筆。

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