気軽に行ける都内の水辺スポット 暑い日はここで涼みたい!【イラスト】

夏真っ盛り。仕事中に限って「あ〜…今すぐ海辺でビールが飲みたい!」なんて思いが頭をよぎりますよね。
でも夏休みはまだまだ先、今年は夏休みを取れるかどうかもあやしい、なんて人もいるんじゃないでしょうか。そんな方のために、今回はフラッと行ける都内の水辺をご紹介します。

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目次

水上バス


隅田川や東京湾を運行する水上バスは、気軽に乗れるわりに旅気分を味わえるので、気分転換したいときには最高です。運行経路はいろいろありますが、いちばんシンプルな便でも充分楽しめます。
筆者的には日の出桟橋から乗って、浅草で降りてそのままブラブラするのがオススメ。

いざ乗りこむと水上バスの浮遊感は心地よく、目の前にひろがる青い世界に日常を忘れます。より臨場感を味わいたかったら、二階席の窓際に座るといいでしょう。船が水をかき分けるザザザという音が聞こえて、テンションが上がります(直射日光があたるので、帽子やストールのご用意を!)。隅田川からながめる東京は、ふだん見ている東京とはまったく違う顔をしていることに気づきます。たった数百メートル離れただけで、この別世界感。

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日の出桟橋の水上バス乗り場はJR浜松町駅から徒歩12分、ゆりかもめの日の出駅からは徒歩2分ほど。この時期の土日祝日は特別便が出たり、予約が必要な便もあったりしますので、事前に確認を。

参考:東京観光汽船

名主の滝公園


北区王子には知る人ぞ知る滝を持つ公園、「名主の滝公園」があります。
「え、こんな住宅地の中に?」と思うような場所にありますが、一歩足をふみいれると、23区内であることを忘れてしまいそうな緑豊かな景観が広がっているのです。

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もともとここは、江戸時代に地元の名士が自邸に開いた庭園。高低差のある地形を生かし、起伏に富んだつくりになっています。入り口付近の池には色とりどりの鯉が泳いでおり、中は鬱蒼とした森林になっているため、見た目的にも体感的にも涼しいです。滝は大小合わせて4つ。暑い日って、水の音を聴いているだけで癒やされますよね。人もそれほど多くないので、心を静めるにはピッタリの場所です。

現在この公園は北区が管理していて、入場は無料。JR京浜東北線、地下鉄南北線、都電荒川線のいずれの王子駅からも徒歩10分ほどです。

参考:名主の滝公園

暑い日々が続きますがせっかくの夏。今の時期しか楽しめないおでかけを満喫してみては?
(アオノミサコ)

この記事を書いたライター

アオノミサコ
イラストレーター・漫画家。美容から神事、ディープスポット巡り等の漫画やコラムを執筆。著書『わがままセラピー入門』(KADOKAWA)が販売中。

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